料理が教えてくれたこと

記事
コラム
ひとり暮らしをしていますが
ちかごろは料理をよくつくります。

最初は炊いたご飯にレトルトカレーをかけるだけでした。
食費を節約するためだけの自炊でした。
肉をただ焼いたり、そばを茹でたり、きゅうりをそのまま食べたりと、
そんな生活が続きました。

平日は仕事もありますが
お休みの日には家事をする余裕もできてきたので、
ある時、ずっと食べたかった「台湾唐揚げ」に挑戦しました。
タレに漬け込んで片栗粉をまぶして揚げるだけ。
それだけでしたが、
この一手間ですごくおいしいものが食べられると
あらためて気付きました。

ナスが安いときは「ナスの揚げ浸し」
きゅうりが安いときは「にんにくきゅうり」
そんな風にして少しづつ食材を広げ道具も買い足し、
先日は「トマトソースのパスタ」や「ヨンニャムチキン」をつくりました。

家族と暮らしていたころは炭水化物ばかりの食生活でしたが、
野菜や肉が中心に変えられたのはとてもよかったです。
あと、馴染みの八百屋さんで
季節の移りかわりを
野菜の種類や値段で知るという楽しみもできました。

そして何より嬉しいのは、
ひと様が自分のために作ってくれた料理がとても美味しいこと。
マクドナルドのハンバーガーでも、
ゆで太郎のおそばでも、
それはとてもありがたいものになりました。

料理をすると、その手間が身に沁みます。
メニューを考えるところからはじまり、
食材をえらんで、どこで買うべきかを考えて、作る。
これを一切せずに、目の前に食べたいものを出してもらえる。

外食はなかなかできない贅沢ですが、
自炊と、外食と、バランスよく食事を楽しみたいと思います。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す