ラプソディー・イン・ロンドン  ~もう一つパブにて~

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コラム
パブでの会話は、およそ日本では思いもつかないような話を色々聞かせてもらった(まぁ今はインターネットのおかげで現地に居なくても情報はどんどん入ってくるが・・・)。

滞在時「Japan Week」という日本を紹介する企画が毎日TVで流されていて、色々聞かれたり教えてもらった。

「日本の電車は時刻表通りに来るってのは本当か?」
「まあ、当たり前の話だけど。」
「凄いな!今朝なんか車掌が寝坊して電車1時間遅れたぞ。」
「チッ、俺の遅刻の原因は車掌の寝坊かよ。」

「煙草の自動販売機あるのに何故みんなカウンターで買うの?」
「えっ?買えないからにきまってるだろ。」
「???」
「そういえば日本人は自動販売機に100ポンド札(1万円の事)入れて切符買ってるの見たけど怖くないの?」
「なんで?」
「切符出てこなかったら100ポンド失くすんだぞ!」
「!!!」

「サッカーはどこのファン?」
サロンにて
「アーセナル」「アーセナル」「ラグビーとクリケットしか見ない」
パブにて
「チェルシー」「チェルシー」「チェルシー」「チェルシー」
「じゃラグビーは?」
「見ない」

「新聞は何読んでる?」
サロンにて
「Financial Times」「The Independent」「The Guardian」「The Times」
原則、クオリティー・ペーパー
パブにて
「The Sun」「The Daily Mirror」「The Daily Mail」「The Daily Express」
原則、タブロイド紙

当時、既に「Evening Standard」というフリーペーパーがあった。通っていたオフィスのすぐ前の地下道にEvening Standardを配っているおじさんが居て、大声で叫んでいたのだが、どうしても「D・K・B」と日本の銀行名を叫んでいるように聞こえて仕方がなかった。まぁ恐らく「Late Evening」って言っていたんだろうが。

イギリスは、ロンドンは、愉快な国・街だった。
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