ラプソディー・イン・ロンドン ~固有名詞と普通名詞~

記事
コラム
この本は、ロンドンでお勉強していた頃のお話しだったので、面白く読んだ。
「そうそう。懐かしいな。」なんて感覚で。
今思えば、私ってなんで英語出来ないんだろう?
あの時は普通に暮らしていたのに・・・。

本の中から、私も気になっていた事、思っていた事をメモ。

私が毎日通っていたオフィスの最寄り駅は「モニュメント」。
えっ、普通名詞?と最初は思った。しかも隣は「バンク」銀行???。
まあバンクは金融街のど真ん中だからそうなのかな?などと思っていた。
そういえば金融街も「シティー」だな~、
確かに「テンプル」「タワー」もある。

これは英国人の特徴なのかもしれない。
モニュメントは「ロンドン大火記念塔」の事で、
バンクはテムズ川が大きく曲がった「岸辺」などなど。
それを普通名詞で言っちゃうことが大英帝国時代からの
彼らの誇りなのかもしれない。
彼らにとっては「当たり前」。
グローバルな時代にも関わらず、英国の切手には国名がない。
「郵便発祥国の私たちの切手に何故わざわざ国名を記載する必要があるの?」
「モニュメントと言えばロンドン大火記念塔、タワーはロンドン塔でしょ?」
みたいな。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す