霊的護身(自分を祓い清める)その2 鏡による祓い
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コラム
霊的護身のその2です。
その1はこちら。
霊的護身(自分を祓い清める)その1
鏡はものを映したり光を反射するという神秘性から、古代から祭具として用いられてきました。
鏡が登場するまでは、己を映すものは水面くらいしか見当たりませんでした。
日本神話では鏡の力は三種の神器として顕されています。
三種の神器とは
草薙剣(くさなぎのつるぎ)
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
八咫鏡(やたのかがみ)
です。
八咫鏡とは巨大な鏡という意味で太陽神の象徴とされました。
太陽神である天照大御神の「この鏡は専(もっぱ)ら我が御魂(みたま)として、吾(あ)が前を拝(いつ)くが如(ごと)いつき奉(まつ)れ」という言葉から、鏡は太陽そのもの、陽気溢れる神器として人々に認識されました。
陽の気の代表である鏡は、陰の気を跳ね返すということです。この鏡、単純に部屋に置いたり持ち歩くだけで良いという手軽なアイテムです。
できれば円形が望ましいですが、それ以上に大切なのは歪みがないことと、曇りがないことです。
コンパクトの鏡はもちろんのこと、家の鏡も埃や指跡がつかないように気をつけましょう。