命式の見方 其の壱

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占い
今日は四柱推命を勉強されている方、
もしくは現役の四柱推命鑑定士の方への内容となります。

●命式をどのように見ていますか?

・通変星を中心に見ている
・日干(日柱)を中心に見ている
・月支元命を中心に見ている

様々な答えがあると思います。
この質問は漠然としているようで鑑定クオリティの
本質に迫っていると思います。

私は命式全体の構成(天干の干関係と地支との繋がり)と
季節で見ています。

昔は通変星オンリーの時代もありました。。
はたまた、日干だけの鑑定という時代もありました。

今思えば、それは木を見て森を見ずという話かと思います。
※自分もすぐに行き詰まりました。

なぜならば、
それぞれの五行には旺期、衰退期があります。
天干と地支のエネルギー構造があります。
そして四柱推命には四季があります。
八字全体の構造として複雑に成り立っています。
一人の人間ってそんなに単純ではないですよね。

通変星にフォーカスしたとしても、
その通変星はどの五行が主体となるのかで大きく変わってきます。

例えば、表現やクリエティブの通変星である「傷官」。
こちらは日干がどの五行かによっても
金水傷官、木火傷官など種類があるわけです。

金水傷官であれば、水秀金麗といった金と水特有の
洗練されたキレのある鋭さや知的であり現実的で合理である面などが
顔を出してくるのであります。

一方、
木火傷官であれば、勘の鋭さだけではなく、木火通明として表現力の豊かさ、人間性を加味した戦略的な面が出てくる傷官となるわけです。

更には、この傷官が他の天干・地支にどのような影響を与えているのか
力を発揮できる環境にあるのかも見る必要もあるわけで、
それを一色単にしてただ、「傷官があるから○○ですね」とは、
もう一歩の占断だと感じます。

そもそも57万通りの命式パターンがあるわけで、
そんな単純に表現出来るものでもないとやはり思うわけです。

出生時間を無視した三柱推命はお話になりません。

●天干に並ぶもの

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天干に並ぶ干はその人の外面的な才能・性質・能力を表しています。

この才能等は良し悪しではなく、紛れもなくその人の特徴、特性であり、
あまりにも当たり前にこなせてしますが故に、逆に本人からしたら才能であると思えないようなものだったりするわけです。

この天干の通変星がどのように輝いていくのか、どこで輝くのか、その光量は?そもそも輝けるスペックがあるのか?
その問いに答えるのが、地支の役割であります。

地支はエネルギー庫でありますので、その地支の状況を見ると
天干の調子の良し悪しがわかると言うものです。

天干間、地支間の仲の良さにも気を付ける必要があります。
お互い手を取り合う並びだけではありません。
相生相剋関係が天干の間にもしっかり働いております。

四柱推命は、本当に奥が深いです。

漢字八字と大運の流れの中に
・性質、性格
・才能(特異体質)
・仕事運(社会との関係性)
・金運
・パートナー運
・家族、先祖との関係性
・健康運
・将来の運気の流れ

などなどが盛り込まれているのですから。


まずは、自分という人間の構造、設計図がどうなっているか、
そして自分という人間が最高に活躍できるタイミングを
確かめるところから始めてみませんか?

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