時間記帳(訓練法1)

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コラム

自覚をハッキリさせる訓練法は、とても多くあります。
多くあるのですが、すべてに共通する点があります。
それは、「今を認識する」という点です。

自覚は、「今」にしか在りませんので、「今」を「認識」することでハッキリし磨かれます。

ここでまた、若干?が生じてくる人もいると思います。
「今」といわれると「今ね。うんうん。」と一瞬は思うのですが、少し時間がたつと、「今っていつ???」と、今が分からなくなってきたりします。
そう、それは、自覚がない証拠となります。(笑)

少し話がそれはじめましたので、戻しまして、すべての訓練法に共通する「今を認識する」は、一つのポイントになりますので、気に留めておいてください。

では、たくさんある訓練法を一つ一つ紹介していきたいと思います。
まずは、「時間記帳」です。

時間記帳とは、ある一瞬の言動を記帳していきます。

言葉で説明するよりも、実物を見てもらったほうが良いと思いますので、画像をアップします。

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上記の時間記帳は、私が「飲食」した瞬間を記帳したものです。

すべてを記帳するのは無理なので、テーマを決めて記帳するようにします。
私は、「飲食」をテーマに記帳していきました。

日付、飲食した時間、飲食する前の感覚、飲食物、カロリー、飲食した時の反応など、飲食前後の満腹感を記帳していきました。

ここまで、項目数を多くする必要はないと思いますが、私の場合、少し太っていたので、摂取しているカロリーと運動をより自覚できるようにと思い、項目数を増やしてみました。

注意していたのは、項目数を増やしても、継続して記帳できるように色々と工夫をしていました。
数値で記帳できるものは数値にし、感情的な表現は、顔文字にしてみたりしました。

時間記帳も、記帳し続ける中で色々と変化(進化)していきます。
下記に、始めた当初の時間記帳と、半年後、1年後もアップしています。

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飲食をするときに、無自覚にしていては記帳ができませんので、その時間だけは意識的に自覚しなければなりません。

意識的にでも、自覚する瞬間が増えれば、自覚はハッキリしていきます。
そのハッキリとした自覚は、この先、すべての時間に影響を与えていきます。

ちなみに、この時間記帳をやり始めて半年で、体重は10kg落ちました。(驚)
その後半年間は、同じ体重で推移しました。(笑)

時間記帳のテーマは、なんでもOKです。
自分が一日に最低でも5個くらいは記帳できるものが理想です。

少なすぎても、訓練になりませんし、多すぎると面倒で続けられなくなりますから。(笑)

あ、もし、飲食をテーマに時間記帳を始めるつもりでしたら、一つ注意点があります。
(ほかのテーマでも同じです。)

それは、自分をコントロールしようとしないでください。

飲食であれば、「食べ過ぎたから、次は量を減らそう」「運動していないから運動しよう」などと自分をコントロールしないでください。

この時間記帳は、瘦せることや、健康管理が目的ではありませんから、自分をコントロールしないでください。

ただ単純に「今を認識する」ことがポイントですから、余計な事(自分をコントロール)はしないでください。
余計なことをすると、余計な思考が生じ、時間記帳が続かなくなりますから。

ただ、半年後や1年後に、結果的に痩せられたり、健康的になったりはするでしょうが、それは「今を認識」することで「自覚」が強くなり、そうしようとしなくてもそうなっている(痩せたり、健康的になっている)ことは、十分あり得ますが、あくまでも「今を認識」した(自覚の)副産物です。

おまけのようなものです。(笑)

おまけは、おまけで、目的ではありませんので、ご注意ください。

時間記帳は、あくまでもただ記帳するだけです。

一つ、試しに始めてみてください。

かゎら


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