きっかけ---気持ちを見失っていた時の出来事③

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コラム

今回は、恋愛がらみの出来事を書き綴ってみたいと思います。

24歳くらいの時に付き合っていた彼女との出来事です。

もちろん、気持ちを見失っていた時の出来事なので、結末はうまくいかなかったお話です。(苦笑)

彼女とは、付き合い始めの頃は、楽しく良好な関係でした。

当時、私は女性と付き合い始めると、すぐに将来のこと(主に結婚)を考えてしまいました。

すると、結婚するためにお金が必要、家族が増えればお金がさらに必要、万が一のためにお金が必要などと考え、今の仕事ではそんなに稼げないからもっとしっかり稼げる仕事に就かなければと、考え転職をしていました。

仕事の話は、また別の機会に書き綴りますが、今回の女性と付き合っている時も転職をしました。
(この時は、転職というよりも、独立でした。)

その時の、私の頭の中は、「彼女のために、彼女の幸せのために、もっと良い仕事を、もっと良い稼ぎを」でいっぱいでした。

転職する前は、休日などは、彼女とデートなどをし楽しく過ごしていたのですが、転職をしてからは、休日なしの働きづめでした。

彼女は、働きづめの私を見て、最初は何も言わずに理解してくれようとしましたが、仕事がなかなかうまくいかなかったので少しずつ、私の仕事に対する姿勢に対して、コミュニケーションを取ろうとしてくれていたのですが、私は彼女の伝えようとすることに耳を貸すことはありませんでした。

それどころか、「なぜ、俺がこんなに頑張っているのをわかってくれないのか」「誰のためにこんなに頑張っていると思っているのか」と内心憤りを感じていました。

そんな生活が半年ほど続き、仕事も何とか目処がつき始めようとしていた時に、彼女から別れを告げられました。

その当時のショックは、それまでに経験したことのないショックでした。(苦笑)

余談ですが、当時流行っていた槇原〇之さんの「もう恋なんてしない」を何度も聞き、泣きじゃくっていたのを今でもよく覚えています。

どれほど、ショックだったかと言いますと、うまくいきかけていた仕事が、上手くかなくなり最後には廃業するまでになりました。

気持ちに気付いた今だからこそ、なぜ、あのようなことになったのかがとても良くわかります。

気持ちを見失うことで、本当に大切にしなければないものを見失い、大切にしなければならないものを大切にしているように錯覚し、突き進むことで、大切なものを失う。

「なぜ、こんなにも大切に想い頑張っているのに上手くいかないのだろう」と、感じている人は、私と同じように気持ちを見失っているかもしれませんね。

今の私は、大切な人を大切にして過ごしています。

お金には、さほど縁がありません(笑)が、幸せで楽しい時間を過ごしています。


かゎら




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