気持ちを見失っていた時の出来事として、前回は、15年間ほどで30数台買い替えたことを書き綴りました。
今回は、最初に購入した車のことを書き綴りたいと思います。
もちろん、気持ちを見失い続けていた時なので、結末は悲惨でした。(苦笑)
では、気持ちに気付いた今だからこそ良く理解できる当時のことを書き綴りたいと思います。
最初の車を購入したのは、高校を卒業する前でした。
(もうこの時点で、気持ちをとても見失っています。汗)
車を購入しよと思うまでに至る前の経緯は省略しますが、もちろん、省略期間も気持ちは見失っていました。(笑)
4月から地元の被服会社(主に学生服を製造販売していました。)で働くことは2月の初めには決まっていました。
給料は、月に7万円程度だったと記憶しています。
中学を卒業して働き始めていた仲の良い友達たちは、すでに車も購入していて私に自慢げに見せつけられていたので、私も車が欲しくて欲しくてどうしようもなかったのを記憶しています。
小さな子供が、友達の持っているおもちゃを見せられると、自分も欲しくたまらなくなるのと同じ感覚ですね。(苦笑)
購入資金もないのに、車を欲しがるのですから、オートローンを組むしか方法が見つからないのですが、まだ会社にも就職していない(定期収入のない)私が、普通ならオートローンなど組めるはずもないのですが、私は欲しくて欲しくてたまらなかったので、知り合いの人に相談をしまくっていました。(この時点で気持ちを見失っているだけでなく、見失った暴走は始まっていました。汗)
すると、母親の知り合いの知り合いの人だったかなぁ、その方が懇意にしている車屋さんを紹介してくれました。
最初、車屋さんも私の状況を聞いてとても難色を示していたのですが、私がどうしても欲しいことを伝え続け、紹介者の人も後押しをしてくれて、最後には車屋さんが「じゃあ、成功するかどうかわからないが、トライしてみよう。」と言ってくださり、オートローンの審査書類を準備してくれました。
この時点での見失いっぷりを解説しますと、「私がどうしても欲しいことを伝え続け」と前述しましたが、これは、気持ちではありません。
気持ちを見失った結果、ただ単純に自分願望を叶えたいがために、周りを巻き込む…引きずり込んでいる構図です。(爆汗)
後述しますが、結果的に、オートローンの審査は通り、ローンを組んで車を購入することができました。
これを見てもわかるように、気持ちを見失っていても、願いを叶えることは出来ます。
ただ、願いが叶うことと、その後に引き起こされる現実は必ずしもハッピーにはなりません。(苦笑)
願いが叶ったことで、その後、私には、夢であって欲しいと切実に思った現象が起きるのですが、この続きは次回に。
かゎら