【アーユルヴェーダ式】汚れた血液をきれいにする方法って?

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血液が汚れているという言葉をよく聞きますが、実際にはどのような状態なのでしょうか?
そして血液が汚れているとどのような症状が起こるのでしょうか?

今回は健康や美容に欠かせない綺麗な血液を作る方法を
アーユルヴェーダの観点からお伝えします。


血液のはたらきって?


私たちの体重の約1割は血液だと言われています。
血液は栄養や酸素を全身に行きわたらせ、老廃物を排出する役割を担っています。
この血液の状態が良くないと細胞の働きが弱まり、体に毒素が溜まっていくことで病気の原因にもなります。


血液が汚れる原因って?


血液が汚れる原因にはこれらの3つが考えられます。

①血中のコレステロールや中性脂肪、血糖が過剰になること
②添加物や化学物質、アレルギー物質が血中に溜まっていること
➂血の流れが悪くなり、老廃物の排出が十分にできていないこと


現代ではピザやパスタ、ハンバーガーのような脂質、糖質過多な欧米式の食事が増えてきています。
このような食事ばかりに傾いていると
血中コレステロールや中性脂肪、血糖が増え、血液の汚れに繋がります。

またハムやソーセージ、コンビニ食などは添加物が多く含まれています。
これらの添加物が血中に溜まり、排出が十分にされないことで
血液が汚れていってしまうのです。

また血液の汚れは免疫の低下にもつながります。
血液が汚れている人は感染症が重症化しやすいリスクもあると言われています。

血液が汚れるとどんな症状があらわれるの?


血液が汚れることで起こる病気には
動脈硬化や糖尿病、がんなどがあります。

病気とまではいかなくともニキビや湿疹、アレルギー、生理不順なども血液の汚れが原因となっている場合があります。

ワータの増大血液の汚れの症状には痛風、かかとのひび割れなど
ピッタの増大×血液の汚れの症状にはニキビ、背中のニキビなど
カパの増大×血液の汚れの症状には湿疹、アレルギーなど
があると言われています。



アーユルヴェーダ式血液をきれいにする方法って?


アーユルヴェーダでは血液を浄化する方法のことを
ラクタ ショーダナと呼びます。

ここからは血液の浄化のために出来ることを2つ紹介します。



①苦味、渋味のある食品を食べよう


血中脂質や血糖を下げる味には苦味や渋味があります。

具体的には苦味のある食材として代表的なものには
ブロッコリー、ほうれん草、スプラウトなどの葉物野菜、ターメリック
などがあります。

渋味のある食材には
レンズ豆、豆、カリフラワー、はちみつなどがあります。

とはいえこれらの食材ばかりに偏るのはNG。
6つの味(甘・酸・塩・辛・苦・渋)をバランスよくとるのが理想です。

特にワータ体質の人がこれらの食品を食べすぎるとワータが悪化してしまうことが考えられるので気を付けてくださいね。




②血液浄化作用のあるハーブを取ろう



血液をきれいにする働きのあるハーブにはグッグル、グドゥチ、ツボクサ、マンジュスタなどがあります。

この中でもっとも強力な血液浄化作用があると言われているのがグドゥチ
すべてのドーシャを下げつつ、白血球を最善の状態に保つ効果があります。

マンジュスタは特に女性の生殖器に作用するハーブ。
こちらも強い浄化作用を持っているので生理の問題や更年期障害が気になる人には特におすすめです。

どのハーブもアイハーブやアーユルヴェーダ専門の通販サイトで手に入りますが、比較的簡単に購入できるハーブと言えばツボクサ(ゴツコラ)です。
ハーブティの材料になっていることもあるのでぜひ取り入れてみてくださいね。



綺麗な血液で健康な毎日を送ろう!


今回はアーユルヴェーダの観点からの血液浄化法をお伝えしました。
他にもストレスや運動不足も血液の汚れに繋がります。
毎日の生活習慣を整え、サラサラな血液で健康な毎日を過ごしていきましょう!




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