パソコンやスマホによって目が疲れていると感じている方も多いのではないでしょうか?
そんな時に活躍するのがホットアイマスク。
しかしアーユルヴェーダ的にホットアイマスクはあまり良くないとされています。
今回はその理由について紹介していきます。
ドーシャが集まっているところがある?!
アーユルヴェーダではワータ・ピッタ・カパというドーシャの概念があります。
この3つのエネルギーは私たちの体の中で、体を動かしたり、食べ物を消化したり、栄養から体を作ったりという働きをしています。
そしてこのドーシャが集まっている場所がそれぞれあるとされています。
具体的にはワータのドーシャが集まっているところに大腸や耳など
ピッタのドーシャが集まっているところに小腸や胃など
カパのドーシャが集まっているところに胸や頭などがあります。
生活の乱れや食生活などによってドーシャが増えてしまうと、
そのドーシャが集まっているところに不調をきたしやすいとされています。
つまりワータが増えてしまうと、大腸の病気や不調を引き起こしやすいということです。
目はピッタのエネルギーが集まっている!
そしてピッタのエネルギーが集まっているところの1つに目があります。
ピッタと言えば火のエネルギーで熱くなりやすい性質を持っています。
目が充血するのもピッタが増えてしまっている証拠。
つまり目の使い過ぎでピッタが増え、熱くなっている目元にホットアイマスクを使用することは目にとってダメージを与えることに繋がるのです。
じゃあ疲れ目にはどうすればよいの?
目が疲れたなと感じているのなら冷やすことを意識しましょう。
ここからは疲れ目への対処法を紹介していきます。
ローズウォーターですっきり!
手軽にできる方法としておすすめなのがローズウォーターのコットンパックです。
ローズウォーターを浸したコットンを瞼の上において少し休んでみましょう。
冷蔵庫で冷やしておいたローズウォーターを使うと良いですよ。
ローズウォーターに使われるバラは冷たい性質を持っているので
疲れて熱くなっている目を鎮静するのにぴったり。
またバラのやさしい香りで気持ちもリラックスできること間違いありません。
ドライアイも気になるならギーを使おう
少し上級編になりますが、ドライアイと疲れ目どちらも気になるのなら
ギーの点眼がおすすめ。
ギーとはバターの不純物を取り除いたオイルのことで
アーユルヴェーダでは神聖なオイルとして重宝されています。
寝る前にギーを両目に数滴落としてみましょう。
ギーもローズウォーターと同じく冷たい性質を持っているので
目を鎮静するのにぴったりですよ。
ギーの油で乾燥とは無縁のクリアな瞳を目指せますよ。
アーユルヴェーダの知恵で白く美しい瞳を目指そう!
今回はアーユルヴェーダの観点から、
疲れ目や充血、ドライアイへの対処法をお伝えしました。
ぜひ実践して綺麗な瞳を目指していきましょう!