リニューアルしたのに残念なホームページになる理由

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デザイン・イラスト
うちが作って納品したホームページが数年たって、他社・他人による制作でリニューアルされていることがあります。
私が作ったものより良くなっているものであれば納得がいくのですが、たまにとても残念なホームページにリニューアルされていることがあります。

デザイン的に明かに改悪されているケースです。
デザインの素人か、経験の浅いWebデザイナーによる制作なのでしょう。

どのような経緯でリニューアルすることになったのか、その制作者に依頼することになったのか、なぜそのデザインでOKを出したのか。。。とても気になります。

恐らくこのようなことが起きているのではないでしょうか?

依頼後、満足いかないデザインがあがってきても断りにくい

Webデザイナーに出会って見積もりにOKして発注してしまうと、チープなデザインがあがってきても途中で断れない、断りにくいと思ってしまうのではないでしょうか?
人の良い方、優しい方はそのように考えてしまいます。
もちろん、Webデザイナー側としてはスタートしてから断ってもらっては困るのですが。
だから満足いかなくても仕方なくそのまま続けてしまうのでしょう。

経験が浅いデザイナーに出会ってしまった

デザインするに必要な経験というのはアドビのソフトが使えるというだけでは足りません。
デザイン系のスクールで学んでもすぐに身に付くものではありません。
また、デザインは他人に情報を伝え、感情・心理をうごかすための手段なので人間理解(心理)とか、ビジネスの知識や経験も必要です。
経験が浅いと見よう見まねで作るので、とってつけたようなデザインになってしまいます。
参考にすることはとても大切なのですが、そこから制作する会社のビジネスに置き換えて昇華することが必要なのです。

発注者はデザインのプロではないのでデザインの修正の指示ができない

これもよくあると思います。
実際、わたしも外注でロゴデザインを頼んだ時に、想定レベル以下のデザインがあがってきたときには、どのように修正指示を出してよいか悩みました。
結局その時はお金だけ支払って、そのデザインはボツにし、自分で作り直しました(;^_^A。

自分の望むデザインテイストを言葉で伝えるのは難しいです。
できれば参考サイトを提示しながら「こんな感じ」と伝えると相手にも伝わりやすいでしょう。
しかし、スキルや経験の浅いデザイナーの場合、参考サイトを提示してもそのレベル以下のデザインが上がってくることもあります。
そうなれば結構大変です。
デザインの修正指示というより「デザインの教育」的な要素が必要になります。
言語の理解の低いデザイナーさんもこちらの意図を汲み取ってくれないのでとてもコミュニケーションに苦労すると思います。

失敗しないためには

過去の制作事例をみて自分が作りたいものと同じようなテイストの制作経験があるかどうかを確認しましょう。



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