慎重さが求められる星

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コラム
もう若いなんて言われないお年頃の私ですが、漫画やアニメが大好きです。
「日本はオワコン」なんて言われますが、私は日本に生まれて本当に良かったとつくづく思うほど漫画アニメをこよなく愛しています。
お気に入りを上げることは難しいのですが、占い師的にすごいなと思った先生が一人います。
それは妖怪漫画の巨匠、水木しげる先生です。 
言わずと知れた「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」の作者ですね。最近はゲゲゲの鬼太郎の映画が大ヒット。
昭和平成令和と時代が流れても根強い人気を誇っています。
 算命学では初年期、中年期、晩年期と大まかに人生の流れをつかさどる星がいます。
水木先生の中年期は天禄星という星がいます。
中年期に天禄星を持っている人は物事を決断するときには「熟慮断行」が大切になります。思い付きで起こした行動が長く自分の足を引っ張ることが多々あるからです。
水木先生はまだ無名のころ、「週間少年マガジン」からSF物の漫画の執筆依頼が来たことがあったそうです。しかし、SFのジャンルは水木先生にとっては難しいジャンルであったため、仕事を断ります。
持っているものを質に入れながら生活していた水木先生にとって、この仕事はのどから欲しいものであったことが推察されます。
しかし、その気持ちを抑えて断った6か月後に同社から作風を限定しない形での依頼が舞い込みます。
その作品が講談社児童漫画賞を受賞。晴れて人気作家の仲間入りをしたのです。
水木先生が算命学を知っていたとは思いません。
水木先生の功績は非凡な才能と不断の努力の結果です。
しかし、時にこのような不思議な一致があるから占いは面白いのです。


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