イラストレーターのはしもんです。
これまでにココナラにて70件以上のご依頼をいただき
イラストを制作させていただきました。
ご依頼は個人から企業の方までさまざまです。
中にはイラストを依頼するのがはじめてで、
知識がない方もたくさんいらっしゃいます。
そこで今回から初心者さん向けにイラストを依頼したい
場合、知っていると役に立つ知識講座をはじめました。
納品形式・カラーモード・解像度・など…
イラストを発注しようとサービス内容を確認すると聞き慣れない単語の連続…
そんな技術的なお悩みをシンプルに解説します。
興味のある方はご覧いただけますとうれしいです。
第1回は納品形式jpg・pngについてです。
イラスト制作で定番のこの2つの納品形式。
違いは何?どっちで納品をお願いしたらいいの?と思っている方、
たくさんいらっしゃると思います。
初心者さんのために覚えておいた方が良い違いを
簡単にまとめました。
jpgの特徴
・pngにくらべて容量が比較的軽いがその分画質は劣化
・背景の透過ができない
pngの特徴
・jpgにくらべて容量は思いが画質がきれい
・背景の透過ができる
画質の良し悪しはイラストの使い道によると思いますが、
イラストを依頼するにあったって一番大事なことは背景を透過
できるかどうかだと思います。
背景が透過されていれば他のイラストに組み合わせて
オリジナルのイラストを制作るすことも可能です。
ここで一番気をつけていただきたいのが、
「png=すべての背景がもとから透過されている」
というわけではないこと。
pngでも背景色をつけることは可能です。
また、「透過=白背景」
ではありません。
以前ご依頼で「納品はpng、背景は白」というオーダーがありました。
私は高画質の画像をお求めなのかな?と思い、pngに白の背景をつけて
お渡しさせていただきましたが、納品後「背景が透過されていない」とのご指摘が…お客様いわく「透過=白背景」の認識だったようです。
(これについては納品がpngの時点できちんと確認していなかった私にも落ち度があったと思います)
背景透過をご希望の場合は必ず「背景透過」とお伝えください。
認識の違いは大きな損失につながります。
お互いに確認して気持ちの良いお取引ができるよう
心がけていきたいと思っております。
以上、第1回イラスト講座でした。