人は実は四つの体を持っている

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コラム
 前回、死後には四つの世界があるとご説明しました。すなわち物質界、幽界、霊界、神界です。
 そして、人間もその世界に呼応して肉体、幽体(アストラルボディ)、霊体(メンタルボディ)、神体(スピリットボディ)という四つの体を持っています。その体は次元が違うので重なって存在しています。
 たとえば、人間は物質界で亡くなると幽界に行くので、物質界の体(肉体)から抜け出て、幽界の体(幽体)を使うことになります。幽界は感情の世界で、この世であった出来事を反省する場所です。また、夢を見ている時に訪れる世界でもあります。
 幽体は未浄化霊に分類されます。
 そして、幽界から霊界に移る時には幽界の体を捨てて霊界の体(霊体)を使うことになります。霊界は理性の世界です。高級霊(浄化霊)というのは霊界にいる霊のことを指します。
 守護霊として働いているのは、この霊界の住人たちです。
 最後にめったにありませんが霊界から神界に行く時には霊界の体(霊体)を脱ぎ捨て神体の体を使うことになります。神界は英知の世界です。
 神界の霊には性別がありません。また、記憶というのは神体に刻まれていると言われています。
 人間は神の分け御霊を持っているというのは、人間が神体を持っていることを別の言葉で表現しているのです。すなわち、人間は本来未熟ではあるが神なのです。
 神社に行くと棚に鏡が置いてあり、お参りに来た人を映し出します。
 あれは、人間も神様だということを暗示しているのです。
 しかしながら、私たち人間は記憶喪失になって修行している神様です。
 スピリチュアルの世界では霊能開発という言葉は使わず、霊能開花という言葉を使います。それは、すでにある能力を思い出すだけから、そういう言葉が使われることになっているのです。
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