キャンディーズのスーちゃんは天国を信じていた

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コラム
 今年はキャンディーズ結成50周年ということで、伊藤蘭さんは9月から記念公演のツアーを始めています。私はたまたまそのチケットを人からいただいて見に行きました。自分が子供のころのアイドルですから、とにかくなつかしく、また、伊藤蘭さんの変わらぬ歌声に驚きました。
 しかし、キャンディーズというと忘れられないのが12年前に亡くなったスーちゃんのことです。私はスーちゃんは立派なスピリチュアリストだったと思っているのですが、理由は彼女のお葬式で流れた最期のメッセージにあります。
「こんにちは。田中好子です。今日は3月29日。東日本大震災から2週間たちました。被災された皆さまのことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。
 私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時は必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。(略)」
 スーちゃんは、もし自分が亡くなった時は天国で被災された方々のお役に立ちたい、それが自分の務めだと言っているのです。
 こんな発言はあの世を確信しているスピリチュアリストしかできない、と思うのですがいかがでしょうか。
 また、キャンディーズのミキちゃんの弔辞もスピリチュアルなものでした。
「スーさんは一足先に天国に行ってしまうけど、天国は、それはそれは素晴らしい所らしいですね。神様はこの世のお役目を果たした人をそちらへ呼んでしまうようです。スーさんはもうお許しが出たのですね。これは神様からのプレゼントだっていうこと。新たな命を頂いて、そちらで幸せに暮らしてください。
 どうやら、私たちは神様からお許しがまだ出ないので、スーさんの分まで明るく前向きに、一生懸命誠実に、一日一日を生きます。私たちもいずれそちらへ行きますので、それまで待っていてね。」
 いい人ほど早く死んでしまう、と感じるのは、いい人ほど早く神様のお許しがでるからなのかもしれません。
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