広告を一切使わず話題になっている宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」には主人公が霊界に行く描写がある。その霊界の描写が意外に正確なのでスピリチュアルを勉強している人たちからは驚きの声が上がっているようだ。以下にどこの霊界の描写が正確なのか記してみようと思う。
1. まず主人公はおばあさんといっしょに霊界に行くのだが霊界に行ったおばあさんが若返ってしまう。
これは、霊界では本人のイメージで外観を変えることができるため、たとえこの世ではおばあさんでも霊界に行ったらほとんどの女性が妙齢で魅力的になるのである。
これは男性もいっしょで死んだ時におじいさんであっても、霊界でおじいさんの姿でいる人は少ない。みな精悍な若者に変身してしまう。
この記述は「霊界探訪」の著者として有名なエマニュエル・スエーデンボルグの著作にある。
2. 生まれ変わる直前の魂は球体(人魂型)をしている。霊界に来たばかりの人たちはほとんどの人が若返りを楽しんでいるのだが、霊界での修行が進むと自分の姿形に無頓着になり人魂型になる人が増えるという。
このへんの記述は戦前のスピリチュアル研究家、浅野和三郎氏の「小桜姫物語」に詳しい。
霊界で修行が進まないと生まれ変わりは出来ないと言われている。
3. 霊界は時空を超えた世界なので、そこからどの時代にも行けるし、どの場所にも行ける。だから映画にあるように無数の扉はどの時代にもどの場所にも行けるのである。
この記述は量子力学で予言されているようだ。
21世紀で生きていた人が亡くなって、次に生まれ変わった時は室町の戦国時代ということもあるらしい。しかし、そうなっても本人は過去生の記憶が無くなってしまうので問題はないらしい。
以上簡単に解説したが、もし、宮崎駿監督のこの霊界の描写が勉強したわけではなく独自の感性なのだとしたら、相当な感受性の持ち主ではないだろうか。
他にも信憑性のある霊界の描写が随所に現れるので、興味のある方はぜひ一度鑑賞されることをお勧めしたい。
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