断食(最終日)

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美容・ファッション
 🥄ついに長く険しい断食も終わりを迎えました。とは言いつつも、実際振り返ってみれば初日こそつらいものがありましたが、以降はいつもと変わらない日常でした。むしろ、各食事のメニューを考えたり、実際に作る手間がなかったためいつもできない掃除や趣味に時間を使う事が出来たため優雅な日々を過ごしていたようにも感じます。

 📖私は名前が似ているという点だけで伊坂幸太郎さん方の小説を読んでいます。この方が書く物語の特徴の一つに別作品のキャラクターがカメオ出演の様な形で出てくることがあります。例えば主人公の通う学校の用務員だったり、主人公の仕事仲間だったり。物語に深く関わるかと思えばそうでなかったりと作品を読めば読むほど楽しみ方が増えるそんな小説を書かれます。私はそんなキャラクターを見つけるのが楽しみになっているためいつもじっくりゆっくり読み進め、完読した後レビューサイトで答え合わせをします。
 📱やはり現代人にとっての活字はややハードルが高く、読み終えてもどっと疲労感を感じるものです。普段好んで小説を読む私も例外ではありません。しかし、今回に関しては疲労感はもちろんのこと、内容も頭に入っていませんでした。
断食によって糖質が絶たれていたため、脳へのエネルギーが不足し、文字を目で追うだけとなっていました。1日目で軽く触れたリスクの1つがこれです。カラダを動かすことはもちろん脳を動かすことにもエネルギー、特に変換速度が速い糖質は必須です。そのため、ラムネでブドウ糖を補給していたつもりですがどうやら不足していたようです。
今後この記事を読んでくださった方が断食にチャレンジする際は、スポーツドリンクなどを一緒にとることをおすすめします。

 💊いよいよ断食が終わり、最初の食事を迎えました。いろいろ調べた結果、雑穀米のお粥などが適していると分かったため、材料を買い足しながらふとある考えが頭によぎりました。
医療従事者として正解をしることはもちろん大切だが、不正解を知ることでよりリスクを具体的に説明する事ができるのではないか。それによって今後、断食のアドバイスをするときにはより安全に進めることができるのではないだろうか。
その結果、断食明けの最初のメニュ―はすべての元凶となった天津飯になりました。
断食前に食べたものと全く同じメニューを用意し、食べ始めました。明らかに味が濃くなっていました。正確な分量を量っていたわけではありませんがレシピは全く変えていませんでした。さらにすこし反動にびびって少なめに作ったにも関わらず、完食できませんでした。そして食後、明らかに胃の動きがいつもと違うことを感じました。その数時間後には胃もたれと逆流感に襲われ、全臓器の天津飯への拒絶を感じました。3日前はあんなに欲していた天津飯への手のひら返しにやや寂しさと数時間前の自分への憎悪を感じながらなんとかその日を終える事が出来ました。
みなさんが断食をする際は必ず回復食にしてください。出なければ私が報われません。

 もちろんダイエットを行う上で食事制限は効果的であり、人によっては運動より取り組みやすいのかもしれません。しかし人間の基本的な生命活動である以上、リスクは少なからず存在します。そのためにも専門的なアドバイスや知識を駆使して安全に無理なく理想のカラダを手に入れましょう!
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