ジグソーパズルと思い込み

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私はあまり無駄だとわかっていてやること・・・は好きじゃない。
だから、こういうパズルって面倒くさくて仕方がない・・・んだけど、性格上?中途半端に残しておくのが嫌いで、こどもが「借りてきた」500ピースのジグソーパズルが目の前にあると・・・忙しいのに、ついつい・・・頑張ってしまった母なのでした・・・笑 

 もうー。時間の無駄だってーと、頭では呟くのだけれど、
 いや、まて??これってー、結構セラピューティック??とか思いつつ・・

私は高校生の時になぜかジグソーにはまったことがあり、兄と一緒にだけど超巨大なマンハッタンを仕上げたことがある。イメージできるかわからないけれど、建物と空ばかり・・なのにサイズが横1、5メートルはあったと思う。

 もう、無理ー!と思うのに、
山登り感覚で、ちょっとづつ出来上がる・・・
 やめられないー。笑

目が悪いのだけれど、基本は色とインスピレーションで「考えずに」はめてみて、ぴた!・・・やめられなーい。笑

この写真、よくみてもらうとわかるのだけれど、さすがは日本製ではない。
4隅が合うはずという常識はここにはない!えええー・こういう噛み合わせ、ありですか??というパズル・・・。やばいでしょ??絵柄を合わせながら、えええー?絵柄合ってるから、合ってると分けるけど、「空」は無理じゃない??と、最初からかなり懸念モード・・・

これが、ほんとうに、酷いもので!
通常なら、ここまできたらあとはダーっと収まるべく所におさまるはずが、どう頑張っても無理・・・

これは・・・

「合っているに違いない」という勘違いのもらたす、
 「実は間違っていた」という事実に違いない!

もしかしたら違うかもね・・・という。
間違っていてもおかしくない部分・・・をそっと取り出して入れ替えるけれどそれじゃあ解決せず。

しょうがないので、ごそっと取り出して、入れ直す・・・と・・・

 やっぱりー!この子間違い!

という紛れ込み作戦に成功したピースが出てくる。(いや、そんな意志はその子にはなくて、私の「勘違い」なんだけど)

もう、それでもあと20ピースくらいの時にどうしても、もう無理!ここで終わりにする!という気にすらなった・・。(どんだけ?って思うでしょ?)
それでも、せっかくだから、やっぱり仕上げるかあーと、ゴッソリ外し・・・リセット、立て直し、やり直し・・。

ああー。人生ってこんな感じかも。

どうしても納得できなかったら、やっぱりそれは一回整理整頓しなおさないといけない時もあって・・・1つの間違いが大きな歪みを作っていく・・・

小さな勘違いは人間関係にも大きな歪みを作っていくー・・・

もう捨ててしまいたい。その方が楽だ!と思うけれど、
いや、冷静に急がば回れで、
心地悪いのに押し込んでも、結局そこで気分がいいわけでもなく・・・はみ出したまま鎮座している関西のおばちゃんも想像がたやすい・・・笑

しかもしかも・・・全ての始まりは「勘違い」「思い込み」「きっとこれでいいはず!」という浅はかで楽観的なもの。

石橋叩いて渡るタイプじゃないから、こんな間違ったピースだらけの人生だろうなあー。なんて思いつつ。ううん、このリセット作業をする「勇気」こそが人生には必要なのかな・・・と・・・

パズル持ち帰った、横にいるもうすぐ9歳児が、ぎゅーぎゅーしながら「入るかもー」と詰めて、やっぱり無理!と落胆し。
通りすがりのアーティスト気質の15歳児は、「完成図がわかっているものに、よくそんな無駄なものにエネルギー費やせるね。」と横目で見ていき・・・

自分でもなぜ「完成したくなるのかよくわからないまま」完成!
*でも、最後の2ピースになってもスッキリ! 当てはまらないという・・・笑(そう、端っこピースが間違って入れられていた)

ジグソーパズルは、意外にも脳味噌が柔軟でないとできない・・・ということがよくわかり(笑)そうそう、全部同じ色にしか見えないのに、ちょっと遠くから行けば、「もしかしてこれ?ちょっと薄いかも?」なんてグラデーションが見えて・・・これも大切。人生ちょっと遠目で、ちょっと客観視した方がいい!

いやあ、アラフィフがジグソーすると、いろいろ違った見え方があるのだなあ・・・と。笑


そして共通点。
全ては勘違いから!思い込みから!
そう。人生なんてそんなもの。

怖いと持っているものも、そう思い込んでいるだけ。

私のタロットはメッセージの謎解きみたい・・・と、鑑定結果をもとに、しっかりと自分の人生にあてはめて作業をしてくださる方が多いのだけれど、ここでいいはず!と、間違って置かれてしまったピースに気づくためなのかもなあー・・
ああー。ここね、間違い。
こうすればよかったんだ!と置き換えれば、パタパタ・・・と周りのピースがはまっていく。

ご自分をしっかりと見つめられた方は、人生全体がふわっと動き出すイメージなのだけれど、ポイントはほんとうに限られている。

まさに、間違っておかれたピース探し!を、タロットでやっているんだー。笑

もう借りてきて欲しくないけどね・・・終わったのを見計らって、どでかい5000ピースのバージョンもあったから借りてこよう!とかいうセリフを小耳に挟み、「やめてー!」と呟く母でした。







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