吉が出ました。
風水渙初爻は、
まず、「散る、散らす」ことに焦点を当てています。
※「用いて救う。馬壮んなれば吉」となっています。
まず、風水渙とは、悩みや問題が散らばる様子を描いた卦です。
そして初爻、つまり最初の一本の線が示すのは、自分ひとりでは悩みを解決できない、
力が足りないということです。
ここで出てくる「馬壮んなれば吉」というのは、
頼りになる力強い馬に助けてもらって問題が解決できる、という意味です。
つまり、周りに助けを求めることで困難を克服できると示唆されています。
友達や先輩に相談して助けを借りることが、強い味方(馬)がいるような感じですね。
みんなが力を合わせることで、悩みや問題は散り散りになり、解決への道が拓けるのです。
これをビジネスや人間関係に当てはめるなら、一人で抱え込まず、
仲間や協力者に相談することが大切です。
自分だけで解決しようとせず、他者の強さや知恵を借りることで、
困難を共に乗り越えることができます。
つまり、「風水渙初爻」は、力を合わせて共に進むことで問題を乗り越え、
吉兆(良い結果)が訪れるというメッセージです。
この初爻は力が弱く、ひとりではなかなかできないけれども、
周りに強力な仲間やサポートがあれば、大丈夫だと言っています。
つまり、頼りにすべき相手や協力者を見つけ、一緒に進んでいくことが重要なのです。
今日もお仕事や人間関係で悩んでいる方、心配している方、
一人で抱え込まず、周りの力を借りてみましょう。
馬のような頼りになる仲間が、あなたの悩みを共に乗り越えてくれることでしょう。
そして、今日も良い一日をお過ごしくださいませ。
※「用いて救う。馬壮んなれば吉」(もちいて すくう。うま さかんなれば きち)
自分の力だけでは問題を解決できない時、
外部の力を借りて救済されることがあり、
特に強く頼りになる存在が手助けしてくれれば、
良い結果が期待できるという意味合いが込められています。