奈良 薬師寺 国宝 東塔 特別公開

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  「凍れる音楽」と称される奈良市の西ノ京にある薬師寺東塔。平成21年から解体修理が行われていましたが、令和2年4月に完了しました。落慶法要と一般公開が行われる予定だったのですが、新型コロナウィルスの全国規模での感染拡大によって延期、落慶法要については時期未定ですが、令和3年3月1日から「国宝 東塔 初層特別開扉」として一般公開が行われています。あわせて下記の特別公開も行われています。

国宝水煙特別公開(西僧坊)
約1300年前の創建時の水煙を間近で見ることができます。

食堂特別公開
日本画家・田渕俊夫によって描かれた食堂ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心とした14面全長50mにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」を拝観できます。

玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿 特別公開
日本画家・平山郁夫が30 年かけて描いた、玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」を拝観できます。

いずれも令和4年1月16日まで行われています。奈良公園周辺に比べて、西ノ京は観光客も少なくなります。これだけ一度に全てを見学できる時期はなかなかなく、とても貴重な機会です。特別公開の期間も長いので、ぜひ奈良に足を運んだ時には薬師寺を訪ねてみてはいかがでしょうか。

唐から来日した鑑真が創建した唐招提寺は薬師寺から歩いても10分程度。静かな「歴史の道」は「古の奈良」を実感させる風情ある町並みです。薬師寺、唐招提寺とも世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産。「歴史の道」を古都散歩しながら唐招提寺へ移動してはいかがでしょうか。

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