リッチメニューの2つの型

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ビジネス・マーケティング
 LINEにメッセージが読まれるまでにはいくつかの分岐点があります。

● メッセージが開封されるか
● メッセージを読む気になるか
● 次のアクションをするか

 こういうたくさんの分岐点をクリアして初めて『メッセージが読まれる』が達成されます。

リッチメニューの役割


 リッチメニューの役割を細かくみてみると、ユーザーがトーク画面を開いた時に

❶ あ、なんか読むの面倒くさい
❷ えっ、気になる

 このどっちの感情になるかを一瞬で決める1つの要素になっています。

「ホームページ型」と「キャンペーン型」

 反応が良いリッチメニューをつくろうと思って、リサーチのためにたくさんのリッチメニューをみてみると、2種類のタイプがあることに気が付きます。

 僕が勝手に名付けているだけどこの2種類があるように思います。

❶ ホームページ型
❷ キャンぺーン型

■ ホームページ型のリッチメニュー

1つ目の「ホームページ型」っていうのは下のようなリッチメニュー。

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 リッチメニューをホームページにようにして、ユーザーが求める情報にアクセスできるように情報が整理して配置をしています。

■ キャンペーン型のリッチメニュー
2つ目の「キャンペーン型」っていうのは下のようなリッチメニューの形です。
名称未設定のデザイン (18)

 リッチメニューで案内しているのは1つのことだけです。

 細かくわけるともっとたくさん種類があるけど、大きくわけるとこの2種類のリッチメニューが多いように感じます。

リッチメニュータイプの選び方


 この2つのリッチメニューをどうやって使い分けをするのか?

 僕はこの使い分けは「ユーザーの教育ギャップの大きさ」だと思っています。

 教育ギャップが大きければ、たくさん教育コンテンツが必要なので「ホームページ型」のリッチメニューになります。

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 例えば、このリッチメニューがユーザーに求めているアクションを言語化すると、、

「ホームページをみて、メニューも見て、インスタもみて、予約もしてね。」

 ということを求めています。

 これに対して、下のキャンペーン型のリッチメニューは教育ギャップが小さく時に使います。

名称未設定のデザイン (18)

 同じようにユーザーに求めるアクションを言語化すると、、

「キャンぺーン内容をみて」

 この1点集中のアクションを求めています。

 つまり、「ホームページ型」は教育がたくさん必要な時に、「キャンペーン型」は教育があまり必要でない時に使います。

実際の運用での使い方のパターン

 2つのリッチメニューの目的に合った使い方を分析して、実際にどう運用と結び付けるのか?と考えた時に、自然に運用方法にはパターンが思い浮かびあがります。

 それぞれの運用の特徴とメリット・デメリットも合わせて紹介します。

■ ホームページ型のリッチメニューの運用

● 項目がたくさんあるので教育コンテンツはそろっている
● 配信数が少ない時にはこちらの運用方法を採用すべき
● 教育はユーザーのアクション主導なので難易度は高い
● リッチメニューは少なくて済む
● LINEをホームページ化してる場合はこのパターンが多い

■ キャンペーン型のリッチメニューの運用

● 項目が少なくユーザーがアクションに迷いにくい
● 1つの教育段階が小さいのでたくさんの配信数が必要
● リッチメニューがたくさん必要
● アクションしてもらう難易度は高くない
● メルマガのような運用はこのパターンが良い

 このような運用方法の違いがあります。
 自分のビジネスならどっちの運用方法を採用すべきか選んでみてくださいね。
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