理想的なリッチメニューの条件

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ビジネス・マーケティング
 個人・小規模でビジネスをしているなら、公式LINEのリッチメニューのような細かい部分にこだわる必要があります。

 おそらくビジネスをしたことがある人は聞いたことがあると思いますが、、、

「大企業と同じ戦い方をしてはダメ」
「リストは数より質が大事」 など

 こんな言葉を聞いたことがあるはずです。

 といっても、ビジネス(売上)を数式で表すと
【 売上= 客数 × 購入頻度 × 商品単価 】
なので、簡単にいれば客数以外の「購入頻度」と「商品単価」で戦え! ってことです。

 この状況で公式LINEに焦点を絞った時に、「購入頻度」に影響を与えるのが「リッチメニュー」です。

 リッチメニューがズレてると購入まで遠くなり、逆に、適切だと購入頻度(成約率)が高くなります。

リッチメニューを研究せずに「リスト数が少なくても大丈夫!」なんて言ってる人は、正直、言ってることとやってることが全然違うな... なんて感じてしまいます。

 なので、もしかしたら「たかがリッチメニュー」と思うかもしれませんが、リスト数が少なければ少ないほど、リッチメニューを研究して売上に繋げるようにしていきましょう!

リッチメニューの役割を考える

 タイトルにあるように「理想的なリッチメニューの条件」は、配信の役割をサポートするリッチメニューです。

 例えば、、、

● ブログを見てもらう
● 商品を買ってもらう
● 無料相談をしてもら など

 こういう目的をサポートするリッチメニューが理想的で、逆に、配信の目的の邪魔になるのがよくないリッチメニューです。

配信毎の目的達成を考える


ここで気をつけないといいけないのは、1回の配信の目的を明確にすること。

 ビジネスで公式LINEを運用しているということは、長期的な目的はお客さんと関係性を築いて商品を継続的に買ってもらうことです。

 でも、いきなりそんなことはできないので
 【LINE登録 → 価値提供 → 商品販売 → リピート】
 のようなステップが必要です。

 さらに、超短期の1回も配信の目的に絞れば

● 配信文を読んでもらう
● 記事を見てもらう
● タップしてもらう

 程度の目的になります。

 この小さな目的を達成するためにリッチメニューが全身全霊をかけてサポートの役割をする必要があります。

よく見るのはちょっと微妙...

 リッチメニューでよくある形としては下のような画像だと思います。

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 先ほどの「リッチメニューの役割は配信の目的をサポートする。」を想定した場合には、少し適切ではないと思いませんか?

 例えば、記事を読んでもらいたのに、リッチメニューで画面面積の1/3くらいを占めています。

 配信文を見にくくなってて、配信文を頭からみるにはスクロールで遡って、配信文を読み直す必要がある。

 何気なく見ているユーザーはこんなちょっとしたことでも、画面を閉じてしまいます。

 そういう小さい部分すらも工夫してストレスをなくす構造にすることがオススメです。

SNSボタンは良くない?


公式LINEの構築者がよく言う言葉で「SNSボタン」をリッチメニューにおいてはいけない。 と聞いたことがありますか?

 そこそこ聞く言葉なのですが、これもさっきから説明している「配信の目的をサポートする」の邪魔になるからNGとされています。

 SNSは特に、別アプリなのでLINEアプリから離脱して各アプリに移動するので、そのまま返ってこずに離脱する確率ははグッと高くなります。

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 先ほど、紹介したリッチメニューも下の部分に「Instagram」へ誘導するボタンがありますね。

 このような配信の目的以外の行動導線があることで「プラスではない」よりももっとひどい「マイナスになる」可能性があります。

1配信1ゴール

 リッチメニューに関して意識するといいのは、1配信1ゴールであるということ。

例えば、、、、

❶ LINEを配信する

❷ ブログ記事を見てもらう

❸ 商品を買ってもらう
という流れなら下のように役割が細分化されます。

❶ LINEを配信する
 → LINEの配信は「ブログをみてもらう」ことがゴールです

❷ ブログ記事を見てもらう
 → 商品の必要性・価値を伝える

❸ 商品を買ってもらう
 → 商品の内容を魅力的に伝える

と、各段階で役割があり、リッチメニューはLINEを見て、次の行動をアクションをしてもらうことがゴールでそのために全力で誘導が必要になります。
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