ダイエットをしていると、糖質オフダイエットをよく耳にすると思います。糖質オフ(ケトジェニック)ダイエットとは、糖質(米や小麦、芋類、果物など)を摂らない、または制限するというものです。
これって実際健康にいいの?それとも悪いの?と考えたことはあるのでは無いでしょうか。
結論、量を減らして制限するのは痩せる&健康にいい。ゼロにするのは病気のリスクがアップする可能性があります。
現代人は、糖質&脂質をとり過ぎて太っていることが多いです。ラーメンにチャーハンの組み合わせ、そこにさらに餃子…
「美味しいものは、糖質と脂質でできている」と特保のCMでみたことがあります。御もっともで、基本美味しいと感じる物の多くは糖質と脂質でできています。なので糖質の量を少なくする(調整)ことは、ダイエットに効果的です。
適正な量として、最低限食べて欲しい量は男女ともにコンビニおにぎり1個(炭水化物約40g)は毎食食べて欲しいです。でないと、基礎代謝が低下してダイエットの妨げになってしまうからです。
しかし、ゼロにするのは健康を害してしまします。なぜでしょう?
それでは、解説していきます。
糖質をゼロにすると何が悪いの?
糖質で重要なものが2種類あります。(グルコースとフルクトース)
今回は、その中でもグルコースに焦点を当てて説明していきます。
グルコース 〜ゼロにすると健康を害する可能性あり〜
グルコースは、インスリンを出して栄養素を筋肉や肝臓などに運ばれます。肝臓にグルコースが補充されることで代謝が活発になり、生きていくためのエネルギー源となります。(筋肉の場合は、運動のエネルギー源)
肝臓にグルコースが補充されず、空っぽだと基礎代謝が低下し痩せにくい状態になってしまいます。これでは、ダイエットに逆効果ですね…
空腹状態の時は、糖エネルギー→筋肉を分解してエネルギーにする→体脂肪を分解してエネルギーにする
の順番でエネルギーを確保します。体脂肪も減りますが、その分筋肉も減るのでリバウンドしやすい状態になってしまいます。
インスリンは、血管の成長に重要だということも現代ではわかっています。これは、ケトジェニックダイエットのようにインスリンが出ないように糖質を摂らない人は要注意です。血管が硬くなる+インスリンが出ないので血液はドロドロで血管に大きなダメージが…
ケトジェニックを推奨している医師などは、脳や心臓の血管系の病気で亡くなる人が多いと医師の方から聞いたことがあります。糖質を摂らなくても、エネルギーを確保することはできますが血管の健康は守れません。なので、ちゃんと糖質を摂ることをおすすめします。
糖質はしっかりと摂取して、健康に生きて行きましょう!