結論、一旦食物繊維をとるのは止めてみましょう。食物繊維のとり過ぎで便秘になっているかもしれません。
多くの方が、ダイエットと同じくらい便秘で悩んでいるのではないでしょうか?
そもそも、便秘ってなんで起こるのだろう。どうやったら治るのだろう。
「ダイエットしてるから、吸収阻害系サプリは必須!野菜もいっぱい食べるし、ごぼうだって蓮根だってたくさん食べているし、ヨーグルトやサプリで、腸活だってしているのに…」
健康にいいことはたくさんしてるし、食物繊維もたくさん摂ってるのに、なんで便秘なんだろう。そう思ってる人も多くいると思います。
今回は、そんな便秘の改善に役立つ内容です。
あなたの便秘は、食物繊維の取り過ぎかも?
健康志向な方は、野菜を多く食べ、糖質や脂質カットのサプリも飲んでる方も多いです。これが、便秘の可能性である場合もあるので、解説していきます。
便秘になる理由とは
①野菜(食物繊維)不足
②緊張やストレス
③水分不足
などなどもっと多くの理由があります。
その中でも、食物繊維のとりすぎが原因なのかもしれません。
今回は、この食物繊維のとり過ぎが便秘の原因になっている可能性について説明していきます。
食物繊維の摂りすぎが、便秘の原因?
食物繊維を摂りすぎて便秘になっているのは、単純に便が詰まっているのです。食物繊維は、便のかさを増やす効果があります。体質や、ストレス、水分不足などで便の排泄ができず、便がどんどん増えていく…
そうすると、腸の中は便でいっぱいになってしまいます。第一優先として、便を体外に出さなくてはいけません。この時、便秘解消のために食物繊維をたくさん摂るのはNGです。余計に詰まってしまいます。トイレにトイレットペーパーが詰まっている状態と一緒です。トイレットペーパーが詰まっているのに、トイレットペーパーを流したら、余計に詰まってしまいます。
これと同様で、便秘の時はとりあえず食物繊維の摂取量を極力少なくし、消化のいい食べ物(白米や、脂質の少ない肉や魚)を食べ、水分をたくさん摂るのがいいでしょう。水分で便を柔らかくし、自然と出てくるのを待ちましょう。
これで便が出てきたら、まずは水溶性食物繊維(海藻や葉物野菜)から摂取します。水溶性食物繊維は、便を柔らかくする効果があるので、便秘予防に効果的です。その後、便の量を増すために不溶性食物繊維(根野菜や玄米など)の量も増やしていきましょう。
日頃から、水分摂取を心がけ、運動もしっかりする。朝の時間に余裕を持つことで、トイレに行く時間を確保するなど自分なりの工夫をしてみてください。
便秘って、ダイエットに悪影響なの?
便秘は、ダイエットにとって悪影響でしかありません。
理由は、
①物理的に体重が増える
②腸内環境が悪くなる
からです。説明していきます。
①物理的に体重が増える
便が詰まっているので、どんどん体重が増えていきます。せっかくダイエットをしていても、どれだけ痩せたのか体重計に乗っても、ウエストを測ってもよくわかりません。そうなると、ダイエットのモチベーションもなかなか続かなくなってしまいます…
便秘を改善しようと、ヨーグルトやフルーツを食べるといいとよく聞きます。しかし、ダイエット中にヨーグルトやフルーツを食べると当然カロリーがあるため太ります。オリーブオイルを飲むといいと聞いたこともありますが、ただ太るだけですね。
②腸内環境が悪くなる
便秘により、腸内環境が悪くなると腸内には悪玉菌が多くなります。これらの菌は、腸内で代謝産物として脂肪酸(脂質)を作り出します。便秘になると、勝手に腸内に脂質が生み出されるのです。これは逃れたいですね。
以上が、ダイエットと食物繊維の改善方法でした。今日から実践してみてください。