難消化性デキストリンとは
皆さん難消化性デキストリンを知っていますか。簡単にいうと糖質や脂質の消化吸収を緩やかにする魔法の粉です。
よくダイエット食品や健康補助食品に入っています。しかしこれは単なる水溶性食物繊維です。これがどのように誕生しダイエット効果を生んでいるのか簡単に説明していきます。
どうやってできるのか
難消化性デキストリンはデンプンを消化し、その中で消化されずに残ったものを人工的に調整した水溶性食物繊維です。とうもろこしから作られているので、もとはデンプンなのです。
ダイエット効果について
ここからは、難消化性デキストリンを含めた食物繊維全般のお話をしていきます。
食事の時に食物繊維量が多いほど血糖値の上昇(インスリン分泌量)は抑えられます。理由は、糖質と脂質が食物繊維のおかげで、消化吸収されずに体外へ排泄されます。また、消化吸収がゆっくりとなるからです。
全ての脂質や糖質がカットされるわけではありませんが数%分は便と一緒に出ていくイメージです。
難消化性デキストリンを取ったからといってどれだけ食べてもいいと言うわけではありません。人間の消化器官は、食べ物から栄養素を満遍なく体内に取り込むようにできています。なのでそう簡単にはカロリーをカットすることは難しいです。
可能であれば食事の前に摂取することが良いでしょう。例えば食事会や飲み会に出かける時に家でサラダを食べたり、コンビニで野菜100%の食物繊維強化版の野菜ジュースなどを買って飲んだりするといいでしょう。そうすることで、食事のときのカロリーのカットやアルコールでの悪酔いを防ぐことができます。
また、先に食物繊維を摂取してから食事をすることで物理的に満腹感を得られるのが早くなります。それに加えて、食物繊維(難消化性デキストリンなど)の作用でカロリーの摂取を抑えることができます。
なので食事の前に食物繊維のもの(野菜など)を摂取する事はとても理にかなっています。
究極の方法は、自分で飲み物に難消化性デキストリンを溶かして、食前に飲むという方法があります。Amazonでも、薬局でも売っていると思います。
使用料や使用方法を守って使えば、ダイエットに効果的です。ぜひ利用してみてください!