HDDからSSDへの交換で注意すべきこと

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IT・テクノロジー
こんにちは、コジです。
パソコンの調子が悪い(レスポンスが悪い)と思って、HDDからSSDへ交換する方が増えていますが、いくつが注意すべきことがあります。

【注意点】
①パソコンのレスポンスが遅い原因をあらかじめ知っておく。
パソコンに詳しくない方で、なぜパソコンのレスポンスが遅いのか、把握せずにSSDへ交換しようとすると、意外と交換後にトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。

というのも、パソコンのレスポンスが遅くなる原因として可能性が高いのは、
1)ハードウェア(CPU性能、メモリ不足など)の根本的要因
2)HDDの損傷によるもの
になります。これらの原因を先に解決しておく必要があります。

②HDDのディスクチェックを事前に行っておく。
これは、HDDに損傷がある場合、SSDへのクローン作業中にHDDの読み込みに失敗するケースがあるからです。

事前にディスクチェックを実行しておけば、読み込み不可の部分をスキップしてくれるので、クローン作業の失敗を防ぐことが出来ます。

③ブータブルメディア(OSインストール用USBメモリやDVDなど)を事前に作成しておく。
これは、SSDに交換後、パソコンがうまく起動できないトラブルが発生することがあります。

この時、SSDに記録されているデータを修復する必要がありますが、PC起動時のデータ読み込みでトラブルになっているため、リカバリ箇所にもアクセスできません。

そのため、ブータブルメディア(OSインストールが出来る媒体:USBメモリやDVD等)を事前に用意する必要があります。

トラブルが発生した場合は、ブータブルメディアからの起動を優先するようにBIOS(UEFI)での起動順位(ブート順位)を変更し、ブータブルメディアで起動させます。
そこからSSDのデータの修復作業が可能になります。

以上の点に注意して、SSDへの交換作業に臨みましょう。
また、お困りの点があれば、お気軽にメッセージください。


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