電子媒体(データの記録媒体)について思うこと

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こんにちは、コジです。

長年パソコンと付き合ってきて、ふと思ったのが電子媒体の変化が凄いなと感じています。
私は、当時15歳(1984年)のころからコンピューターに興味を持ち、当時は贅沢品であったパソコンを買ってもらいました。(当時は一式50万ぐらいしましたw)

その当時、HDD(ハードディスク)はなく、実はカセットテープがデータの記録媒体でした。

専用のカセット再生機をパソコンと接続し、ゲームなどを起動するには、カセットに入ったデータを読み込む作業から始めなければなりませんでした。

その後、FDD(フロッピーディスクドライブ)が媒体の主流になり、データの読み書きがしやすくなりました。
FDDでも記録容量が1枚1.2MB程度しかありませんでしたので、ファイルサイズが大きいデータはFDDを何枚か分割して保存させる技術もありました。

HDDが出始めたのは1990年ごろかと思いますが、高くて手が届きませんでした。容量も20MBや40MBぐらいだったと思います。
しかもパソコンとは外付けで接続して使うという環境でした。
HDD.png

その後、HDDがPCに内蔵されるまで小さくなり、さらにはノートパソコンにも搭載できる2.5インチHDDが出てきて現在に至ります。

今では、HDDに変わってSSDというICチップそのものが電子媒体として利用されることが多くなりました。SSDは、USBメモリをたくさん使って大容量化したもの、と想像してもらえば分かりやすいかなと思います。
SSD.png

最近ではSSDも大容量化が進み、手頃な値段で1TBや2TBのSSDも利用できるようになりました。ちなみに1TBの容量って、フロッピーディスクに換算したら、85.3万枚分に相当します。

フロッピーディスク85万枚分が2.5インチのSSDと同じサイズに入っているかと思うと、いかに技術が進歩したかを感じずにはいられません。

SSDも2.5インチHDDの大きさからさらにコンパクト化し、M.2というコネクタ規格に対応した製品も出てきました。マザーボード上に搭載できるため、ノートパソコンやタブレットで威力を発揮できます。
M2SSD.png

HDDやFDDでは、ディスクという回転物が必要でしたが、SSDではメモリチップそのものでデータの読み書きができるようになっているため、装置自体の故障が非常に少なくなり、なおかつ高速で処理できるため、SSD搭載のパソコンを使うと、もう元には戻れませんw

ハードディスク(HDD)タイプのパソコンをお使いで、レスポンスが遅い、SSDに替えて快適にPCを使ってみたい方は、是非当方へお気軽にメッセージください。

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