「食事介助」

記事
学び

【はじめに】

このブログでは、症状に対するアセスメントの具体例を提供します。
私自身、看護学生や新人看護師だった時に、看護過程の記録をどのように行うべきかを理解するのに苦労した経験があります。そのような状況で、私が大いに助けられたのが、先生や先輩のアセスメント例を見て学ぶことでした。例を見ることで、「これが正しい書き方だったのか!」と気づき、アセスメントの書き方がすぐに頭の中で整理されました。
具体例を見て学ぶことは、理解を深め、知識を広げるのに非常に役立ちます。さらに、日本語の表現方法やフレーズについても学べるため、文章力向上にもつながると思います。
ぜひこのブログを参考にして、ご自身のアセスメント力の幅を広げる糧にして頂ければ幸いです。
当ブログの内容は、ご自身の課題や実習への使用に限り、自由に使用して良いです。ただし、あくまでも見本なので、自己責任で使用するようにしてください。
症状別アセスメントや看護援助は、様々なケースで応用できると思います。看護計画もついているので、参考にしてくださいね!!
当ブログの内容を無断で複製・転用することは、許可していません。

著作権侵害に当たるので、他の方に見せたり、コピーして配布することは禁じます。
注意点を守って活用していただければ幸いです。
内容は適宜、最新の内容に更新します。
看護学生さんの力になれるレベルを目指して作成していますが、アセスメントや看護計画の作成時間は、事例によって異なりますので、確認する方によっては、一部不十分な部分がある場合があるかもしれません。

【サービス紹介】
事例の見本を作ってほしい!
アセスメントの書き方がどうしても分からない!
といったお悩みの方は、こちらのサービスを利用もございますので、
興味がある方は、気軽にご相談ください。
※ 時期によっては対応できないこともあるのでご了承ください。


【今回の情報】

患者名:D氏
性別:男性
年齢:75歳
D氏は現在、脳卒中の後遺症で右半身麻痺の状態である。介助がなければ食事を摂取することができない。飲み込みも悪く、食事中にむせ込みすることがある。
<食事内容>
・食事形態:きざみ、ソフト食
・食事内容の例
(昼食)
豆腐と野菜のみそ汁
細かく切った鶏胸肉の照り焼き
さつまいものピューレ
きゅうりとプチトマトのピクルス
(夕食)
ほうれん草とじゃがいものクリームスープ
細かく切った鮭の塩焼き
ブロッコリーのマッシュ
プレーンヨーグルトに刻んだ苺をトッピング

<バイタルサイン>
体温:36.8℃
脈拍:82回/分
呼吸数:18回/分
血圧:130/85mmHg
SpO2:96%

<採血検査>
総コレステロール:220mg/dL
LDLコレステロール:140mg/dL
HDLコレステロール:40mg/dL
空腹時血糖:110mg/dL
HbA1c:6.2%
白血球数:5500/μL
ヘモグロビン:13.8g/dL
プレアルブミン:15mg/dL

<患者の言動>
「飲み込むのが難しい」と表現している。
「食事を手伝ってもらうことが恥ずかしい」と感じている。
<家族の言動・妻>
「どのように介助をするのが良いか知りたい」と質問している。
D氏の「自分で食事をすることが恥ずかしい」という感情に対して、「心配しないで、私たちは一緒に頑張ろう」と励ましている。


【アセスメント】

【S】
D氏「飲み込むのが難しい」「食事を手伝ってもらうことが恥ずかしい」
妻「どのように介助をするのが良いか知りたい」「心配しないで、私たちは一緒に頑張ろう」

【O】
D氏
年齢:75歳
性別:男性
現状:脳卒中の後遺症で右半身麻痺。介助がなければ食事を摂取できず、飲み込みも悪く食事中にむせ込むことがある。
食事形態:きざみ、ソフト食
昼食内容:豆腐と野菜のみそ汁、細かく切った鶏胸肉の照り焼き、さつまいものピューレ、きゅうりとプチトマトのピクルス
夕食内容:ほうれん草とじゃがいものクリームスープ、細かく切った鮭の塩焼き、ブロッコリーのマッシュ、プレーンヨーグルトに刻んだ苺をトッピング
バイタルサイン:体温36.8℃、脈拍82回/分、呼吸数18回/分、血圧130/85mmHg、SpO2 96%
採血検査データ:総コレステロール220mg/dL、LDLコレステロール140mg/dL、HDLコレステロール40mg/dL、空腹時血糖110mg/dL、HbA1c 6.2%、白血球数5500/μL、ヘモグロビン13.8g/dL、プレアルブミン15mg/dL
この続きは購入すると読めるようになります。
残り:3,298文字
「食事介助」 記事
学び
500円
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す