「貧血」

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【はじめに】

このブログでは、症状に対するアセスメントの具体例を提供します。
私自身、看護学生や新人看護師だった時に、看護過程の記録をどのように行うべきかを理解するのに苦労した経験があります。そのような状況で、私が大いに助けられたのが、先生や先輩のアセスメント例を見て学ぶことでした。例を見ることで、「これが正しい書き方だったのか!」と気づき、アセスメントの書き方がすぐに頭の中で整理されました。
具体例を見て学ぶことは、理解を深め、知識を広げるのに非常に役立ちます。さらに、日本語の表現方法やフレーズについても学べるため、文章力向上にもつながると思います。
ぜひこのブログを参考にして、ご自身のアセスメント力の幅を広げる糧にして頂ければ幸いです。
当ブログの内容は、ご自身の課題や実習への使用に限り、自由に使用して良いです。ただし、あくまでも見本なので、自己責任で使用するようにしてください。
症状別アセスメントは、様々なケースで応用できると思います。看護計画もついているので、参考にしてくださいね!!
当ブログの内容を無断で複製・転用することは、許可していません。
著作権侵害に当たるので、他の方に見せたり、コピーして配布することは禁じます。
注意点を守って活用していただければ幸いです。
内容は適宜、最新の内容に更新します。
看護学生さんの力になれるレベルを目指して作成していますが、アセスメントや看護計画の作成時間は、事例によって異なりますので、確認する方によっては、一部不十分な部分がある場合があるかもしれません。

【サービス紹介】
事例の見本を作ってほしい!
アセスメントの書き方がどうしても分からない!
といったお悩みの方は、こちらのサービスを利用もございますので、
興味がある方は、気軽にご相談ください。
※ 時期によっては対応できないこともあるのでご了承ください。


【今回の情報】

A氏(66歳、男性)
最近疲れやすく、息切れがひどいという症状で診療を受けている。肌の色も蒼白で、活動レベルが以前より低下している。
A氏「最近、ずっと疲れている。階段を上がるだけで息が切れる」と訴えている。また、家族は「彼の顔色が悪くなって、元気がない。食事もあまり食べなくなった」と不安そうに話している。
<バイタルサイン>
体温36.5℃、脈拍92回/分、呼吸数20回/分、血圧130/80 mmHg、酸素飽和度95%。
<採血検査>
ヘモグロビン8.5g/dL(正常範囲: 13.5-17.5g/dL男性、12.0-15.5g/dL女性)、ヘマトクリット25%(正常範囲:38.3-48.6%男性、35.5-44.9%女性)、RBC数3.6x10^6/uL(正常範囲:4.5-5.5x10^6/uL男性、4.0-5.0x10^6/uL女性)など、貧血の所見がみられた。


【アセスメント】

【S】
A氏「最近、ずっと疲れている。階段を上がるだけで息が切れる」

【O】
・A氏(66歳、男性)
・疲労感: 一日を通じて継続的に疲れやすさを訴える。特に運動後や階段の昇降後は顕著
・呼吸: 運動後や階段の昇降後に息切れが見られる。呼吸数20回/分
・肌の状態: 肌の色が蒼白で、特に顔や手の色が明らかに淡い
・活動レベル: 以前に比べて活動レベルが低下。長時間の立ち仕事や運動が困難
・体温: 体温は通常範囲内の36.5℃
・脈拍: 安静時の脈拍が高めで、92回/分
・血圧: 正常範囲内の130/80 mmHg
・酸素飽和度: 通常範囲内の95%
・ヘモグロビン: 8.5g/dLで、正常値より低い
・ヘマトクリット: 25%で、正常値より低い
・RBC数: 3.6x10^6/uLで、正常値より低い
・食事摂取: 家族からの報告によると、食事摂取量が減少しているとのこと

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