ルーツ調べというのは、「おうちの中に眠っている情報」と「公(おおやけ)の記録に残っている情報」の付け合せ作業です。
ですので、「とあるお家の内部の情報が、そのおうちの親族しか知らない場合」には、まったく手も足も出ません(苦笑)
そういうことがたまにあって、「ある人が明治に新しい苗字を勝手に名付けて、その由来などはとくだん外部に出していない」時には、その苗字の由来を知ることは、ほとんど不可能ということになります。
ただ、なんとなく状況証拠のようなものが残っている場合があるので、それらをかき集めながら「推理」することはできます。
あとはその推理の確率を上げてゆく、という作業になるわけですね。
さて、そうしたわけで「おうちの内部の情報(親族間の言い伝えなど)」をこちらに教えていただくことも重要なポイントになるわけですが、このココナラさんのサービスでも
お宝発見!
になることが、時折あります。
それはどういうことかというと、おうちに伝わっている「手紙」とか「掛け軸」とか、そうした古いものが、
「おうちの方はただ古いものだと思っていたけれど、おそらく専門家が見ればお宝!だった」
ということが起きるのです。
先日もこのココナラさんの先祖探しの依頼で、
『幕末から明治にかけての偉人の直筆の手紙』
が出てきたり、
『歴史的に重要人物なから贈られた書画』
などが出てきたことがありました。
そうした史料で、まだ博物館や大学などが「把握していない」ものがあれば、それは未知のお宝ということになるでしょう。
金額的にそれがいくらになるかは、「なんでも鑑定団」の世界なので、当方ではなかなか判断しかねますが(笑)、すくなくとも文化財的には、貴重であろう、というくらいはわかります。
もしかすると、そうした史料のおかげで、歴史学の進展があるかもしれない!なんてことも起きるのではないでしょうか。
みなさんの家にも、もし何か古いものがあれば、先祖探しとともにお知らせくだされば、とんでもないお宝に化けるかもしれません!
ぜひご検討くださいませ。