会社の合宿研修で参加したアンラーニング・キャンプ、あまりにも学びが多かったので忘れないうちに書きたいと思います!
アンラーン(Unlearn)とは
アンラーン(Unlearn)とは「脱学習」「学習棄却」「学びほぐし」などと呼ばれるもので、ざっくり言うと今回の合宿はチームとして今まで培ってきたものを一回手放し、新しい何かを手に入れて帰ってこよう!という趣旨のものでした。
合宿地はこんなところ。2月の軽井沢と聞いてめちゃめちゃビビッてたんですが防寒の甲斐あってそこまで凍えることはなく。天気にも恵まれて良い感じに非日常を体験しつつ、日常の自分たちとも重ねながら脱学習していけたような気がします。
アンラーンの重要性
合宿に行くまでアンラーンがなぜ大事なのかピンと来てなかったんですが、これに気づかされたワークがありました。
チームに分かれてタイム競う系のやつで、最初は成功するまで5分くらいかかるのを1分、30秒と時間を縮めていき最終的には5秒以内に成功させるよう指示されます。
いやいや5秒って・・・できるわけあるかい!と思いつつルール違反もしながらアイデアをひねり出していくんですね。で、そのうちルール違反せずとも5秒以内にクリアできる方法が見つかるんです。
見つけてしまえばなんてことないのに5分→1分→30秒とタイムを縮めてきた延長線で考えてたら絶対降りてこないアイデアなので、なるほどそーいうことかと気づきました。
成功体験には罠があるからアンラーンが必要
なにか成功体験を得るとその体験を土台に物事考えがちですよね。それ自体決して悪いことではなく、着実に成功体験を積み重ねる上ですごく大事な考え方だと思います。
一方、その過程で視野が狭くなることも体験しました。
特に手の届きそうな成功に効率良くたどり着こうとしている時に陥りやすい気がします。直近の成功体験というアセットをどう使うか考えることは大事だけど、そこに捉われすぎてしまうとゲームのルールが大きく変わったり、飛躍的な成長・変化を求められる場面において足枷になる気づきがありました。
皆さんもそんな経験ありませんか?
ストレングスファインダーとの結びつき
ストレングスファインダーはその人が無意識に繰り返す思考・感情・行動の癖(パターン)を強く出ている順番に並べてくれるものです。そしてこれらの癖は有効に使えば強みになり、そうでない場合は弱みとして出てきてしまいます。
何かを得るため、もしくは避けるために培われた癖によって知らないうちに罠にハマってしまう・・・自分も昔はそうでした。今でも完全に脱却したとは言えないかもしれません。それでも自分の陥りがちな罠を認識しておけば脱しやすくなります。そして上手く資質を使いこなせるようになると新しい成功パターンを構築することも可能です。
「資質の良くない部分が出すぎてしまっててどうすれば良いですか?」というご相談は今でも非常に多いので過去に書いた記事を貼っておきました。もし良ければ読んでみてください^^
アンラーンに話を戻すと、成功体験を積み重ねるフェーズとそれを手放して大きい飛躍を目指すフェーズとで分けて考えられると良いのかもしれません。なんとなく放っておくと地続きでしか物事考えられなくなるなーというのはわかりました笑。
少しでも身軽なうちに手放せるようになると良いのだろうか?ここは自分ももう少し体験学習したいところですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!