よくある資質の活用法3選!

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前回のブログでは、自分の資質が良いサイクルで回っている時のトリガーとなる資質(最初に満たされる資質)について書きました。

最近ではトータルセッション人数も250人を超えてきて「結局みんなどんな風に資質活用してるの?」と聞かれることが増えてきたので、大まかに3パターンをご紹介します。

前提として

資質を活用するにあたってネガティブな状態を脱したいか、より安定してポジティブな状態に持っていく方法を知りたいか、どちらに重きを置くかでご紹介するアプローチもこのように変わってきます。

ネガティブな状態を脱したい→①②
ポジティブな状態に持っていきたい→②③

どちらかと言えば「まずマイナスを埋めてからプラスに転じたい」と考える方が多く、結果的に①→②→③の順番でご紹介させて頂くことが多いかもしれません。

①ベースメントを抑える(一番多く頂く相談です)

どの資質にも必ず両面あります。例えば「責任感」を上位に持っていると自分がやると言ったことに対するコミットメントは凄まじいものがある一方で人を頼るのが苦手だったり、新しく何かを学ぶのが得意な「学習欲」は学習しただけで満足してアウトプットまで結びつかなかったり。どの資質にも両面あるのであまり気にし過ぎることはないんですが、こういった資質の「弱み使い」をベースメントと呼びます。

上位にある資質は自分でも無意識のうちに出てしまう「癖」なのでベースメントだけを完全に封じ込むことは難しいです。それよりも発動した時にどう扱うかを考えた方が建設的なので、1つの資質のベースメントが出た時に残りの9つの資質でどう「上書き」するか?といったお話をさせて頂くことが多いです。

「資質の上書き」はある程度練習をすれば自分1人でもできるようになりますし、他の人の力を借りるのも有効な手段です。自分で身に着ける場合でも早い人なら2週間程度で効果を発揮することができるでしょう。具体的にどんな練習が必要かは人によって異なるので詳しい話はセッションでお話できればと思います。

②環境を整える

資質が「強み」として発揮されるには発動条件があります。どういう環境であれば「強み」として発動するかは、過去の傾向を分析すると何かヒントが見つかるかもしれません。

例えば「内省」を持つ人は黙々と考えごとをする時間があることでスッキリと1日過ごせたり、敢えて予定を立てずにその日の気分で気ままに行動することが「適応性」の人をイキイキさせてくれるなんてこともあります。

僕がストレングスファインダーを学んだ研修では「資質を喜ばせる」と表現されていました。特定の資質に偏らせることなく上位資質全体を喜ばせてあげられる環境を整えることで良い状態を保つことができるでしょう。

セッションではキャリアチェンジを視野に入れている方からのご相談も多く、「環境を整える」手段の1つには当然転職も含まれています。資質を強みとして発動するための条件を冷静に考えた上で今より良い環境がある場合は一歩踏み出すのも良いでしょうし、現職でもまだやれることがあるようなら転職せず留まるのも1つだと思います。

③良いサイクルに入れる時の「資質の組合せ」を増やす

僕が作る分析レポートの中に「良いサイクルに入ってる時、上位資質がどんな順番で使われているのか」という問いがあります。250人以上の分析結果を見てきて感じたのは、個々人にその人ならではの型があるということ。そして多くの場合特定の環境下でしか使ってこなかった資質があることに気が付きました。要するにある場面で無意識に使っている資質が別の場面ではまったく使われていないということです。

では今まで使ってこなかった場面で意識的に資質をは発動させられるようになったら・・・?

上手くいけば自分の可能性が新たに拓かれていく感覚を経験できるでしょう。詳しくはこちらのブログにも記載しましたので、宜しければ是非読んでみてください。


まとめ

①~③の活用法はいかがでしたでしょうか?いずれもストレングスファインダーを受けた後に自分1人でやるのは中々大変な取り組みだと思います。

また上位資質は無意識に出てしまうからこそ、意識的に活用しないとポジティブな側面だけを強化するのは難しいと言えるでしょう。

・ストレングスファインダー受けたけど活用の仕方がわからない
・資質を活かしてより大きな成果を出したい
・ベースメントをできるだけ最小限に抑えたい方

などなど、少しでもお役に立てたら嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました!引き続きよろしくお願い致しますmm
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