カウンセリング体験談

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コラム
引っ越しを機に転院しましたが、私は2年前まで通っていたクリニックでカウンセリングを受けていました。

「カウンセリングで何を話せばいいのか分からない」という声を聞いたことがあります。そこで私がカウンセリングの中でどんな話をしていたのかを書いてみたいと思います。(あくまで一人の感想だと思って読んでください)

まず、カウンセリングルームはそんなに広くない部屋です。壁際に小さなテーブルがあり、角度45度の位置に私とカウンセリングの先生が座っていました。
まず席に着くと私の体調と最近の様子を聞かれます。私は調子がいいとかよくないとか、この間の休みにどこどこに出かけてきた、などと答えます。前半は大体が雑談のような感じです。先生は私の趣味にも興味をもって話を聞いてくれたので、イベントなどに出かけた時の話をするのはとても楽しかったです。油断すると出かけた時の話だけでカウンセリング時間を使い切ってしまいそうになるくらいです。私は同じ趣味の友達はほとんどいなかったので
雑談がひと段落すると、先生が「前回話したあの話はどうなったの?」とか「ご家族とはどうですか?」とか、ちょっと突っ込んだ話題を振ってきます。私の方から気になっていることを話し出すこともあります。

私はとてもよいカウンセリングが受けられたと思っています。運がよかったのか、相性がよかったのかどちらかは分かりませんが。あの先生は辛抱強く私の話を聞いてくれて、視野狭窄になっている私のよいところをしっかり褒めてくれて、でも私が答えを出すべきことについては決してしゃしゃり出るようなことはありませんでした。本当に先生には感謝しています。先生のような電話相談をして、誰かのためになるのが私の目標です

カウンセリング内容について詳細な会話は覚えていないのですが、手帳にカウンセリング後の日記のようなものが残っていたので、ここに抜粋します。ですが長くなりますので先にいつもの宣伝入れておきます 笑




この頃は仕事のことで悩んでいて、発達障害による欠点をいまいち受け入れ切れていない時期だったと思います

2017.4.20(木)
・私は他の人より水準的に劣っていると思う。でもそれでもいい
・私は他の人より、欠点など自分のことを客観的にみられていないと思っていた。でも他の人も同じなのかもしれない?(カウンセリング内でそう言われたんだろうけど、納得しきれていない感じです)
・私は「心の広い人」という評価をあまり信じていない。他の人だって優しいし、変わらない
・先生は自分の欠点を認められる私の姿勢を尊いものだといった。ちょっと疑わしいと(大げさだと)思った
・私は他の人よりダメだけど、周りの人がそんな私でもいていいと言ってくれるから、ダメ私でもOKだと思う。周りが私を認めてくれるから、私も欠点だってある周りの人達を認める努力ができる(まだ半信半疑で、自分に言い聞かせている感じだったと思います)
これだけ読んでも「なんのこっちゃ」ですよね。カウンセリング利用者と信頼関係を結ぶのがうまかった先生なんだってことだけ伝わったらいいかなと思います

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