薬膳から見たお酒

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コラム
お酒は、適量を嗜む程度なら体を温め、ストレスを散らしてくれます(すぎれば万病の元です)。しかし、お酒の種類によっては体を冷やすものもあります。薬膳から見たお酒をまとめました。

・焼酎(蒸留酒):体の冷え、冷えて痛む胃、筋肉痛に
基本的に、体を強く温めます。さらに体を温める力を増したいなら、体を温め巡りを良くするしそと、強力に体を温める唐辛子を使ったホットカクテル『金魚』がおすすめです。

・ウイスキー:不安、体の冷えに
焼酎と同じ蒸留酒で、体を強力に温めますが、樽で寝かせることで少し異なるお酒になります。同じく、薬膳では不安によいとされるコーヒーと合わせたホットカクテル、アイリッシュコーヒーなどにしてもおいしいです。

・赤ワイン:不眠やため息、筋肉や関節の痛みに
オレンジスライスその他の果物を加えたサングリアだとさらに気の巡りをよくし、リラックスさせてくれます。体をさらに温めたいなら各種スパイスを加えたホットワイン(グリューワイン)をどうぞ。

・ビール:不安、イライラに
珍しく体を冷やすお酒です(ホップ、小麦は体を冷やす食材)。冷え性の人はほどほどに。体を冷やす効果を薄めたいなら、ジンジャーエールと混ぜるシャンディガフなどをチョイスしましょう。逆に、体が火照ってしょうがない人は、ミントリキュールを混ぜるミントビアもおすすめです。

・日本酒、紹興酒(醸造酒):関節痛、筋肉のこわばり、冷えて痛む胸や腹に
体を穏やかに温め血の巡りをよくします。わさびをアクセントに加えたり、紅茶のリキュールを加えたりするカクテルだとより体を温めます。

気分や体調に合わせたお酒をほどほどに飲んで、楽しい夜を過ごしましょう。

※あくまで薬膳の観点から見たもので、これらは医薬品ではありません。適切な時に適切な医療にかかりましょう。

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