【再掲】冷え性にこの薬膳茶を勧めたい:芯から冷える人へ

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コラム
※これは他所のブログでやっていた記事の再掲です

芯から冷える人は、薬膳の考え方では精力(陽気)が足りないのだと考えます。精力は補っても補い尽くすことはありません。この記事では、精力を補う薬膳茶を2つ紹介します。

【杜仲皮桂枝茶】
材料:
・杜仲皮15g(※杜仲葉ではない)
・シナモンスティック6g(1.5本ほど)
・黒砂糖適量
・水500ml
杜仲皮は体を温めて精力をつける生薬で、特に下半身の衰えに効きます。シナモンは体を温め、精力をつける手助けをします。黒砂糖は体を温め、血行をよくする作用があります。
作り方:
・杜仲皮は細かく刻む
・シナモンスティックは荒く砕く
・杜仲皮とシナモンを鍋に入れ、水300mlも入れる
・ひと煮立ちしたらとろ火にして30分煎じる
・煎じ液を濾して中身を鍋に戻す
・水を200ml継ぎ足し、同じように煎じて漉す
・煎じ液を合わせ、好みの量の黒砂糖を溶かしてできあがり
【乾姜胡桃茶】
材料:
・くるみ10g
・生姜パウダー小さじ1/2(できれば蒸し生姜パウダー)
・黒砂糖適量
・水500ml
くるみは胡桃肉(ことうにく)と言って、体を温め、精力をつける生薬の1つです。アンチエイジングにも効きます。
生姜は蒸したり乾燥させたりすると、生の生姜にあった発汗作用が失われる代わりに体の中を温める作用が増します。
作り方:
・くるみを荒く刻む
・鍋にくるみと水を入れてひと煮立ちさせる
・とろ火で30分煎じる
・生姜パウダーを加えてさらに5分煎じる
・好みの量の黒砂糖を溶かして出来上がり。くるみも食べる
【補足・まとめ】
杜仲皮はなかなか入手しづらいですが、確実園園芸場、神戸林商店、中屋彦十郎薬局、温心堂などでネット通販できます。
蒸し生姜パウダーはAmazonや楽天で入手できます。最近発売されたS&Bの国産蒸し生姜もいいでしょう。
また、煎じるときは、有効成分が鉄分と結びついてしまうため、鉄鍋は厳禁です。ステンレス鍋か土鍋を使いましょう。
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