資産構築で必ず意識すべきパーキンソンの法則

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マネー・副業
個人的に経済的な自由の条件は資産1億、年利5%運用だと考えています。

このテーマに沿って日々感じている事、考えている事、有益な情報などを書いていこうと思っています。

本日の記事は「資産構築で必ず意識すべきパーキンソンの法則」です。


資産構築のためには何をやるかも大事ですが、まずは意識を資産構築に傾ける事が重要だと考えます。


というのも、
金融広報中央委員会というところが最近発表した、

2019年の家計の金融行動に関する世論調査によると、

年収1000万でも、貯金がゼロという人が11.1%もいます。



平均年収が400万円だとすると、

その2.5倍も稼いでいるのに、

貯金(資産)はその平均的な稼ぎの人より少ない人がある程度いるという事になります。



これは、稼ぐのはうまいのに、資産構築が下手という人の典型です。

貯金ゼロならまだいいですが、借金をしてマイナスなんていう場合だってあるわけです。


当然この逆もあります。

年収が低くても資産1億を構築している人もいます。


ゆえに、年収が高い方が資産構築には有利ですが、

年収を上げる能力と資産構築の能力というのは別物なので、

当然イコールにはなりません。


さらに、マイホームは家賃がかからないという意味での固定費の節約にはなりますが、

それ自体がキャッシュを生み出してくれる訳ではないので、

資産1億というのはあくまで金融資産(現預金、株、債券等)で1億です。



そう考えると、ハードルが高く、

資産構築というのを現在真面目に捉える事が出来ている人は、

なんて無駄使いをしてきてしまったのかと思う人もいると思います。
(私も会計士時代は資産が貯金だけで、常にその貯金も100万円以下だったのでよく分かります)


ただ、過去を悔いてもしょうがないので、今年を心機一転資産構築元年として、

ここから資産構築のためのスタートを切っていくという考え方が重要であると考えます。


そして、先に進む為には、過去の過ちを繰り返してしまうのはよくなく

まず、これまでなぜ資産構築出来なかったのかを分析する必要があります。



年収1000万の人で貯金ゼロの人が11.1%もいるように、

資産構築出来ないのには心理的な要因が実はあります。

それが、「パーキンソンの法則」というものです。


パーキンソンの法則とは、英国の歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソン氏の著書で提唱されている法則で、

「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」というものです。


つまりは、年収が上がるに連れ、高い家賃のところに住んだり、高い食材を買ったり、高い服を着たりなど、

消費行動が年収に応じて変化してくる事を述べています。


これをしてしまうと、資産は絶対に構築出来ません。



ロバートキヨサキ氏の著書「金持ち父さん、貧乏父さん」でも言及されていますが、

こういう消費をするのは、あくまで資産構築が出来てその運用益(利息や配当収入等)ですべきと説かれています。


つまりは、年収というのは瞬間的なものなので、資産構築出来るまでは無駄使いなどは決してしてはならないという事です。

現在、それぞれの生活環境で必ずかかる固定費というのがあると思いますが、

まずはそこに無駄はないかという事と、あればあるだけ使ってしまうような消費行動をしていないかという事を見直す必要が資産構築をしていくのであれば必須であると考えます。

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