これまでのシステム成績(2022年3月4日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は1.71ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.36ポイントの続落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は5.26ポイントの減少で、23.68%(9銘柄)になりました。

一方、システム成績は0.33ポイントの上昇となり、平均資産増減率はマイナス1.76%まで回復しました。
順張り系は2.61ポイント、その他系は3.56ポイントの大幅上昇となりましたが、逆張り系が1.27ポイント、オシレータ系が0.67ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系とその他系は回復基調、逆張り系は横ばい、オシレータ系は下落基調となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は下落基調継続となっています。

3月4日時点で買い保有状態のシステムは17システム、全体の44.74%に減少し、その結果、資産減少が食い止められています。
下げ基調が続く相場環境では、システムトレードの優位性が目立ちます。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、17システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、50.00%の19システムに減少しました。

資産増減率で見ると、みずほが21.61%で首位、野村総合研究所が16.82%で2位、サイゼリヤが14.99%で3位となっています。一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が33.43%で首位、丸紅が15.32%で2位、新生銀行が12.76%で3位となっています。

日経平均株価は、ロシアによるウクライナ侵攻の継続を受けて、下落基調が続いています。次図に3月4日時点の最適トレンドラインを示します。

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先週発生した直近トレンドラインは消滅し、それ以前からあるトレンドラインが、再び直近トレンドラインに返り咲きました。
下降トレンドはより明確になり、下落の度合いを強めています。4月末までに24千円付近まで下落する可能性はより高まりました。

さて、ロシアによるウクライナ侵攻は未だ停戦に至らず、多くの死傷者を出し続けています。核兵器の行使をちらつかせながら牽制するプーチンに、NATOはロシアの侵攻を物理的に止める手立てを封じられています。

現時点における今世紀最大のこの危機に対して、世界はウクライナへの支援とロシアへの非難及び経済制裁という手段しか取り得ていません。
経済制裁は即効性に乏しいことから、その効果に疑問符を付ける識者も少なくありません。

多分、プーチンやその取り巻き達が直ちに困窮する事態になる事はないでしょう。
しかし、ロシア国民には既に物価上昇や現金の引出停止、そしてクレジットの利用停止といった実害が出始めています。

多くのロシア国民はその理由を正確に理解しているわけではないでしょう。世界がロシアをどのような目で見ているのかも、分からないのかもしれません。
しかし、いずれは分かる時が来るはずです。プーチンは情報統制に躍起になっていますが、規制が厳しくなればなるほど、多くの矛盾が噴出してきます。

それらを全て覆い隠そうとしても、矛盾はますます増え、いずれはプーチンの言うことこそがフェイクニュースであることに、多くのロシア国民が気付くことでしょう。

その時、ロシア国民が取るべき道は2つです。一つは盲目的にプーチンにひれ伏すこと。そしてもう一つは、赤の広場、そしてクレムリンに押し寄せることです。

私は、そして恐らく世界の多くの人たちは、後者になる事を祈っています。

一方、もう少し即効性のある可能性としては、ベラルーシ国民の蜂起があると考えます。ロシアという大国を動かすことは難しいですが、ベラルーシは人口940万人ほどの小国です。しかも、最近まで度々、反体制派による大規模デモが行われてきました。

ルカシェンコ大統領はプーチンに後ろ盾になってもらうことで反体制派を封じ込め、自身の独裁基盤を強化してきました。
しかし今、プーチンはウクライナ侵攻で頭がいっぱいで、ベラルーシをかまっている余裕はないかもしれません。

今こそルカシェンコを打倒するために、ベラルーシ国民が蜂起する絶好の機会だと考えます。ベラルーシで再び大規模デモが起きれば、それがゲームチェンジャーになる可能性が出てきます。

そして、もしもルカシェンコ政権が倒れたら、更に反体制派が軍を掌握できたなら、ウクライナに侵攻するロシアの補給路を断つことができるかもしれません。

もちろん、それまでには時間が掛かるため、現実的ではないでしょう。しかし、少なくともプーチンの支配から逃れることができれば、その後の展開は大きく変わってくるものと思います。

現在、ベラルーシでどの程度の情報統制が行われているか分かりません。しかし、西側諸国にしてみれば、ロシアのプーチンを相手にするよりも、ハードルは低いように思います。
ベラルーシ国民に事実を伝え続ける事で、巨大な軍艦の横腹に修復不能な穴を開けることも不可能ではないと考えます。


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