これまでのシステム成績(2021年12月17日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は0.39ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は0.77ポイントの続伸となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は、68.42%(26銘柄)のまま変わりません。

一方、システム成績は0.14ポイントの続落となり、平均資産増減率はプラス5.34%に減少しました。
順張り系は0.19ポイント、逆張り系は0.39ポイントの上昇でしたが、オシレータ系が0.25ポイント、その他系が1.47ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系は回復傾向、オシレータ系は上値が重く、逆張り系とその他系は下落基調となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は反発傾向継続となっています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、10システムに減少しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、52.63%の20システムに減少しました。

川崎汽船が首位を維持、昭和電工が2位、三菱自動車が3位となっています。資産増減率で見ると、首位の川崎汽船は2.53ポイントの増加、2位の昭和電工は5.75ポイントの大幅増加、先週2位に迫った三菱自動車は7.24ポイントの大幅減少となりました。

さて、2021年もあと残すところ2週間ほどとなりました。このシステム成績の公開も、あと2週を残すのみとなりました。
今のところ、インデックス(システム対象銘柄の株価増減率平均)には大きく水を空けられていますが、残念ながらこの状況は覆りそうにありません。

インデックスに勝てなかった理由は明白で、今年は(日本)市場が底堅く推移したことや、インデックスに採用した銘柄が特に堅調に推移したことにあります。
何度も述べているように、システムトレードは市場が堅調に推移している状況下では、その原理上、不利な状況にならざるを得ません。

インデックスとの相対評価はさて置き、では、システムの絶対評価としてはどうだったかというと、現時点において日経平均をやや上回っている水準です。
順張り系とその他系を合わせたトレンドフォロー系は10%程度、逆張り系は24%ほどの資産増加となりましたが、オシレータ系がマイナスとなって全体の足を引っ張りました。

平均的には上昇基調にありながら、時折、株価の急落や急騰が目立った今年の相場では、トレンドフォロー系は辛うじて大きな流れに追随し、逆張り系はタイミング良くポジションを切り替えることが出来ましたが、オシレータ系ははしごを外された状況が多く、上手く機能しなかったようです。

一方、システム成績ではなくあくまでシステムの機能性という観点で見ると、現時点で機能停止に陥っているシステムは、全38システム中12システムであり、全体の32%ほどです。
また、健全なシステムは16システムで42%、要注意システムは10システムで26%となっています。

これらの結果は、仮想運用開始(パラメータ固定)後4年弱のものであり、その間、資産増加率がプラスのシステムは97%で、全体の平均資産増加率は71%、年当たり平均で18%ほどになっています。

これを機能性別に求めると、健全なシステムの平均資産増加率は107%、要注意システムでは62%、機能停止システムでは31%、という結果になっています。
年平均では、それぞれ27%、16%、8%ほどとなっています。これを今年1年間で比較すると、それぞれ28%、-4%、-17%となりました。

全体の42%を占める健全なシステムは、平均してほぼ昨年までの3年間と同じ成績を残しましたが、要注意システムは20ポイントの下落、機能停止システムは25ポイントの下落となりました。
逆に、これらの下落があったために、要注意や機能停止に陥ったと考えられます。

それにしても、何も手を加えずに4年間機能し続けているシステムというのは、ある意味凄いことだと思います。
最後に、代表的ないくつかのシステムの資産カーブを示します。

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