「2進数」とは、数字の0と1だけで桁が出来ていて、3以上の数字は存在しません。
そしてプログラムなどコンピュータ内部で動いているものは「2進数」です。
私たちは、通常日常生活では「10進数」を使っていますよね。0から9までの数字を使っています。
・・・例えば普通は「コンビニで、5枚切り食パンを2斤買いました」と言いますが、
2進数では「コンビニで、 0101 切りの食パンを 0010 斤買いました。」
という感じになります。
プログラミングのソースコードは、プログラム言語の文法を学習した人間が作成や理解できる言葉ですが、実はコンピュータには全く理解できないんです。
それを理解させるようにするには、ソースコードを機械語(2進数)に変換しないとダメなんです。
その変換を「コンパイル」や「インタープリタ」と言います。
少し昔までは、2進数(機械語)に変換することを人間がやっていました。それが最近では変換も自動で行われるようになったのでコンパイルを忘れるというチョンボもなくなってきました。
何度も書きますが、ITエンジニアは、プログラム言語の文法に載っているソースコードを作ることは出来るんですが、それを動かそうとするコンピュータは2進数(機械語)だけしかわかりません。
それが理由で、実際は2つのプログラム(変換前と変換後)が存在することがわかっていただけたでしょうか?
そしてITエンジニアは、コンピュータ内部のことが理解できていないと理解・作成できないプログラムの文法もあるので「2進数」を学ぶ必要があるんですね。
これはコンピュータリテラシの範囲なので、「ITパスポート」の受験勉強をお勧めします。
また「2進数」には、知る人ぞ知る・・・コンピュータの数値に関するシステム上の致命的な欠陥があるのですが、それはまた。