なぜ転職するのか?

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ビジネス・マーケティング
特に、年配の方は転職に悪いイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれません。「いまの仕事を一生懸命やれば転職なんて必要ない」という方もいらっしゃいます。

本当にそうでしょうか?

ここ30年で何が起こったか考えてみましょう。

・1990年、中国のGDPは世界で11位、2020年では2位まで上昇。
・1990年、日本の携帯電話の普及率は5%以下。2020年には96%以上まで上昇。
・1990年、日本の固定電話の契約数は6000万件、2020年には半分以下の2500万件まで減少。
・1990年、日本の子供(0-14歳)の人口は、18%、2020年には12%まで減少。
・1990年、日本の高齢化率は(65歳以上)12.1%、2020年には約30%まで上昇。

ここに挙げただけでも、かなり大きな変化が起こっていると思いませんか?

例えば、あなたが携帯電話関係のお仕事をされていれば、この30年で市場は凄まじい成長を見せていますし、逆に、固定電話やFAXを販売する関係のお仕事であれば、どんどん市場は収縮しているわけです。

子どもの数は減り、高齢者の数が増えていますから、例えば、子供を相手にするサービスはやりづらくなり、高齢者相手の仕事はどんどん売り上げが伸びているかもしれません。

このような、時代による社会構造や技術の変化は、あなたが会社でいくら努力をしたところで変えることは出来ません。これは、あなたのちからが足りないからではありません。時代による変化は、誰にも変えることは出来ません。

時代による変化が止められないのであれば、変化した時代にあなたが合わせるしかありません。

自分に問いかけてみてください。
・あなたの仕事は時代錯誤ではないか。
・あなたの仕事は30年後、時代錯誤になっていないか?
・あなたのスキルは新しい技術に代替されないか?

心当たりがあるようなら、転職を検討してください。

いま既に、時代遅れのことをやっているなら30年後はもっと酷いことになっているはずです。短いスパンでなく、10年後、20年後、30年後と長いスパンで考えてみたとき、あなたは幸せに働けているでしょうか?

今の若い世代は、最初から勢いのある業界に就職できるから、うらやましいと感じている人もいるかもしれません。しかし、今の若者も30年後には働いている業界が衰退します。結局、どの世代でも長期的観点で、自らのキャリアを構築していく必要があるのです。

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