この4つはマスク被害者です

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マスクは鉄壁の防御壁(ホワイトウォール)ですか?
いや、もろ刃の剣です。折れて自分に刺さる覚悟はありますか?

感染症の裏で

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2020年から流行し始めた新型コロナウイルス感染症
人からウイルスをもらわないように
大切な人にウイルスをうつさないように
テレビでも、ネットでも、ラジオでもマスク着用が叫ばれています。
その一方でマスクをつける事で困っている方々もいらっしゃいます。

結論から言うとマスクをつける事の4つの弊害があります。

①相手の気持ちが分かりにくくなる
②体力の衰え
③酸素欠乏
④シワ・肌荒れ

マスクの弊害

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①相手の気持ちが分かりにくくなる
 あれ?マスクと他人の気持ちが関係している?と考える方もいらっしゃいますよね。
 私たちがカフェでAさんと話をしている時をイメージしてみてください。
Aさん「今日さぁ、職場の上司がさぁ、私にだけ下の名前で呼んでくんだよ。ほんとに気持ち悪くって仕方ない。セクハラで訴えてやろうかな。」なんていう会話を眉間にしわを寄せ、更にへの字口で話していたとしましょう。これを聞いているあなたは頭の中で何が起きているでしょう?
 私たちは話している相手の表情を見た時に、ミラーニューロンという脳の神経細胞が働きます。その細胞が働くことで、自分も同じ表情の筋肉が働き、自分の事と置き換えて、話している人の気持ちを理解します。(「ウエッ、気持ちわるぅ」等)
 しかし、マスクをしているとどうでしょう。相手の細かな表情の動きが見えず、ミラーニューロンが働きずらくなります。つまり自分の事と置き換えて判断することが難しくなり、相手の気持ちが分かりずらくなります。人との会話がいつも以上に大変になるかもしれないですね。

②体力の衰え
 人間の行動の4割は習慣化された行動であるとウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者、心理学者)が述べています。もちろん、この2年間で徹底的に着用を宣伝されたマスクも例外ではありません。
 マスクをつけた状態が当たり前(習慣的)になると、外すことに抵抗感が出てきます。感染症流行時期はマスクがなければ外出できない!なんてことも起きていました。外出の機会が圧倒的に減り、体を動かさなくなり、体力の低下をきたしています。とはいえ、私たちはそのことに気づきません。予備力の少ない高齢者にとってはマスク=体力維持の必需品といっても過言ではないでしょう。ただし③酸素欠乏にはご注意。

③酸素欠乏
 私たちは酸素を吸って、二酸化炭素を排出して生活しています。
マスクをしていると、その吸っている酸素の量が減ってしまうのは、皆さんも息苦しさで経験済みだと思います。空気中の酸素の割合はおよそ20.5%と言われています。それではマスク着用の有無で、その値がどのように変わるか、具体的な数字としてみてみましょう。

マスク着用なし→20.5%
マスク着用→17.4%
動くのに必要な割合→19.5%

 マスクをしていると労働環境に必要な酸素の割合に達しないのがわかりますね。小学生がマスクをつけたまま、体育の授業を受けて、亡くなってしまうという痛ましい事件もありましたね。運動をする際には、マスクを上手に付き合うことが必要かもしれないですね。

④シワ・肌荒れ
 最後は皆さんもよくご存じシワ・肌荒れです。
1日の中で私たちは様々な形で顔の筋肉を使っています。他者と話すとき、感情を表現するとき、歯を磨くとき等、細かく筋肉を使っています。しかし、上記①のようにマスクをすることで、圧倒的に表情を使わなくなります。またマスクに付着した常在菌が増加し、肌荒れの原因の一つになります。シワ・肌荒れがある事で、また他者と話したくないなという気持ちになることも想像できます。

 新型コロナウイルス感染症と上手に付き合っていくためにマスクは欠かせないものになっているでしょう。ただその弊害もあることも覚えておいてください。適切に対応して、人との関わりは減らしたくないものですね。
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