社会性は日常生活品
生活必需品と同じように扱っていますか?
私たちが日常的に使用している生活必需品として
ティッシュや洗剤、トイレットペーパー、ラップ、キッチンペーパーのように
ある一定になると切り替えの時期がやってきます。
社会性も同じで場所や人、時間に合わせて切り替えられることが
理想的であるとされています。
このブログではちょっと難しい社会性という言葉について
分かりやすく解説していきたいと思います。
社会性に必要な力
社会性とはこれなんです。
①コミュニケーション能力
②他者の心をよむ力
③行動する力
とはいえ、まずはお馴染みのウィキペディアを参照してみましょう。
社会性(しゃかいせい、英:socialityまたは英:sociability、仏:sociabilité)とは集団をつくって生活しようとする人間の持つ基本的な傾向。本能的なものと考える説がある。
というのが、ウィキペディアの見解です。
とは言っても、1つ1つの言葉の意味がさっぱりですよね。
ましてや日常的に行っている事を
人間の持つ基本的な傾向とひとくくりにしてもさっぱり分かりません。
具体的に日常をとらえ直してみましょう。
相手に何を伝えますか?またどんなことをしますか?
・会社でデスクワーク中、ボールペンを落として、同僚に拾ってもらった時
・仕事でミスをして、お得意先に謝りに行く時
・特に重要ではない報告をしようと思うが、上司が忙しそうにしている時
恐らく、相手の立場に立って、行動に移すかと思います。
ペンを拾ってもらっても無視。私服、手ぶらで謝罪。何が何でも今上司に報告。という方はいないはずです。
この具体例から分かるように、相手との関係を良好に保つために
必要な能力のことを社会性と呼ぶようです。
3つの具体例
具体的には以下の3つが必要になります。
①コミュニケーション能力
②他者の心をよむ力
③行動する力
①コミュニケーション能力
私たちは、会社の同僚や上司、家族、友達と、言葉を使って情報のやり取りを行っています。言葉を聞いたり、話したり、場合によっては文字を読んだり書いたりします。この「聴く」「話す」「読む」「書く」ことがコミュニケーション能力の基礎となってきます。
②他の人の心をよむ力
①コミュニケーション能力を踏まえた上で、②他の人の心を読む力が必要になります。他の人が何を考えているかは、その他の人しか分からない事ですが、だいたいは推測することができます。
・ジュースをこぼして、慌てている人がいたら、ティッシュが必要かな?
・体調が悪そうな人がいたら、薬が必要かな?
・行列の中で、貧乏ゆすりをしている人がいたら、急いでいるのかな?
その人の社会的背景にもよりますが、おおかた他の人の気持ちを当てることが出来ます。
③行動する力
最後は①コミュニケーション能力があって、②他の人の気持ちを察することが出来たあとのお話になります。この2つがあっても行動に移すことが出来なければいけないのですが、ただこの③行動する力がもっとも難しい項目になります。
いじめられている友達がいて、辛い思いをしているのも
見たり、話を聞いたりして分かっている。しかし
行動にうつすことがどんなリスクがあるのか。
人は先の事を考えて、行動にうつせません。
電車にお年寄り、または生活が不自由な方が乗車された時
きっと大変なのは分かります。
座席を譲ることはできますか?
最後の行動する力がとても大切ですね。
いかがだったでしょうか。
この3つを意識して、家族と友達と同僚と
更に良い関係を築き、日常が少しでも楽しくなると良いですね。