こんにちは、
いらっしゃいませゆーりママです。
皆様は「この世でもっとも頭に入ってこない書物」は何かご存知ですか?
こんな「どんなに読んでもまったく理解できない奇書」が意外と身近に存在してます。
それは・・・
【持っていない機械の取扱説明書】です。
もう何のことだかさっぱり。
持っていても理解できないことがありますが、その機械をもっていないと理解度がものすごく下がります。
なにしろ・・・
「自分にまったく関係ない」ことですから。
他にも、自分が興味ない事に対しては、完全に考える事さえ拒否しますし、頭の中のメモリーに入れる事すらありません。
だって関係ないから。
ご主人の趣味に関してのうんちくがまったく理解できないのと同じです。
ただ、これが自分のこととなると全然変わってきます。
今、エアコンが止まったら、必死に説明書を読み込んで理解しようとするでしょうし、修理に関する保障関係などしっかりと理解しなくてはならないと思うでしょ(笑)
それまでは見たこともないのに。
それと同じことは、人生にも多くあります。
街を歩いていて、興味のあるお店がオープンしたら注目しますし覚えています。
新しいパンケーキの専門店は忘れません。
ただ、急にお店が無くなっていたりしても興味の無かった店だったら「あれ、ここ何があったっけ?」となります。
僕で言うと、起業するまでマーケティングとかブランディングなど気にしていませんでしたし、経理についてもまったく理解できませんでした。
「簿記」などずっと頭の中でローマ字表記でしたし「BOKI」(笑)
これが自分の生活に密になってくると理解するものです。
コロナ禍になって多くの人が「リモートワーク」や「クラウドファンディング」を理解したように。
それと、もうひとつの巨大すぎる落とし穴があります。
もう巨大すぎて逆に視えていない落とし穴です。
大きすぎるので落ちたことに気づいていない(;^ω^)
それは・・・・
・・・・いいですか?
言いますよ?
いいで・・(早よ言えっ)すか?
【「あ、それなら知ってる」病】です。
これは怖い。
いま、お読みのあなたもそう思っている方がいらっしゃいませんか?
「あ、それなら良く言われてるよね。知ってる、知ってる」
ここで問題になっているのは「知識」として知っているだけと、活用して「知恵」として身についている違いです。
これはクライアントの中でも「結果を出している人」と「全く進まない人」を分けています。
コンサルをしている時に「あ、それなら知ってる」ともう話を聴かないので、実際の知識すら頭に入っていないのです。また「知ってる」で終わらせているから活用できていない。
たとえば目の前にある『必勝法』でも「あぁ、それね。知ってる知ってる。でも私はそうしたやり方わからないから」と活用することがありません。
心理的に「ブロック」しているのです。
たとえば僕が「魔法の使い方」についてレクチャーするとします。
でも、ほとんどの人が「呪文だけ教えて」となります。
いえいえ、もっと重要なことを理解しないといけないのに。
魔法の「杖」の材料や材質について教えないといけないのに「ヒイラギとかね、知ってる」となります。それでは魔法は使えません。
何かを学ぼうとすると、いえもっと前に何気ない雑談の中でも「知っている」ことは出てきます。
「あぁ、あの人が結婚したのね。知ってる」と話をさえぎってしまうと、その話をしていた人はそこで話を止めてしまいます。実は結婚相手が別の所で子供を作っていたなんて大ネタさえ、あなたは聴く気がないので話さないという心理になります。
もったいなーーーい。
それと、もうひとつ。
その言葉(情報)が再びあなたの所へ巡ってきた【意味】について考えなくてはなりません。
本当に「何故?」です。
あなたは、その情報を「ただの知識」として仕舞っておきますか?
それとも「知恵」として活用し、有効な行動をしますか?