「お金」と出逢うラブストーリー

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ビジネス・マーケティング
お金についての授業をしましょう。

よくある話なのですが、女性が「あー、彼氏がほしい」と言っています。それを真に受けて告白してコテンパンにフラれた人はいませんか?

この場合の「彼氏」の候補に殆どの人は含まれていません。
その女性の『理想の人』しかいらないのです。

女性は男性と違って、常に言い寄られています。
それだけ男の愚かさを感じますが・・・。
僕の周りの女性陣も『彼氏募集』と言いつつも、99%が気持ち悪いとブロックされています。

彼女たちが求めているのは、『男性』という性別ではありません。
『彼氏』という理想像なのです。

同じようなことがビジネスの世界にもあります。
(ビジネスと恋愛はとてもよく似ています。そのことについては別項で)

「お金が欲しい」と多くの人が言っています。
それは『お金』であれば何でもいいという訳ではありません。

たとえばあなたが「お金が欲しい」と願ってみて、目の前に血まみれで倒れている人が握りしめている札束を欲しいと思いますか?
僕ならばとても怖くて貰えません。
多くの人がそうだと思います。

例が極端ではありますが、
「お金が欲しい」の根源は同じものです。

日本人は特に『お金』のことについてあまりにも教育がされていません。
それは「教育」をする人が「公務員」だからです。

生活が保障されている「公務員」は生活の心配をしませんから(個人差はあるでしょうが)「お金」についてもっとも無知です。

それは、「お金はお勤めしていれば自動的に貰えるもの」だからです。
だから自分で稼ぐという思想をとても「信じられない」ものとしています。

そんな人にとっての「お金が欲しい」は、一生懸命に自分の務めを果たしてもらう『給料』が欲しいのであって、それ以外の『お金』は身を亡ぼす恐ろしいものなのです。
そして、その人たちの教育を受けていた私たちも「お金とは一生懸命に下働きをしてもらう給料」なのです。
私たちは『時給』や『月給』という概念植え付けられた「呪縛の子」なのです。

皆、「お金がほしい」と願います。

その願いは確実に叶っています。
「時給900円」などという形で叶っています。
それが殆どの皆さんの願っている「お金が欲しい」なのです。

恋愛と同じで、どんなに「もっと大金を稼げる」と言ったところで、「俺と付き合ったら幸せにしてやるぜ」と言っていて『キモいおやじ』としてセクハラ認定されているのとまったく同じです。

どんなにイケメンでも、どんなに金持ちでも、欲しくない人から見たら『キモいおやじ』です。
要らない人には要らないのです。

この洗脳といってもいい呪縛は中々解けるものではありません。

どんなに素晴らしいビジネスだからと薦めても、その人にとっては『血まみれの札束』に見えるのです。
多くのビジネスをする人がその【壁】を越える事が出来ないでいます。

【呪縛の壁】です。

女性にとって、特に若い女性にとって「彼氏が欲しい」というのは
【プロセスという名のストーリー】です。
自然に出逢って、信頼関係を構築していって、交渉がまとまって交際に至るのです。
そう、【ラブ・ストーリー】が必要なのです。
多くの男性はその【ラブ・ストーリー】をすっ飛ばしていきなり欲望を見せつけるから気持ち悪いくそおやじになるのです。

ビジネスにおいても同じ事です。

誰かに商品を勧めるためには、その人が【商品】と出逢う事で始まる【ラブ・ストーリー】が絶対に必要なのです。

その【ストーリー】を構築するために何が必要なのでしょう?
そう、【信頼】です。

あなたは見ず知らずの人が来て「絶対に儲かる話です」と言ってきたらその話に乗りますか?

・・・・・乗るとしたら少し考えを改めましょうよ(◎_◎;)
まず乗らないでしょう。

それは何故か?
『見ず知らず』の人だからです。
欲望丸出しのくそおやじだからです。
きちんとその人と交流を持たないといけません。
その【信用・信頼】の度合いが【お金】の正体であり、その数値化したものが【金額】です。

その人はあなたにいくらのものを買ってくれるのか?
100円?
1000円?

恋愛でも、付き合ってデート費用の換算をされているくらいの人もいれば多額の資金を得る人もいます。
結婚ともなれば巨額の投資になります。
それが【信頼】というものです。
あなたはそれだけの投資を受ける【信頼】あるパートナーにならなければなりません。
努力が必要です。
その努力をしない限り、あなた自身が【お金】を得る事の不安は無くなりません。

強がっていますが、あなた自身が生半可な気持ちだと『血の付いた札束』持っている感覚のままです。

あなた自身を【信用】するために

あなた自身にしっかりと【ストーリー】を構築しないといけません。

さあ、努力を始めましょう。
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