年齢を言い訳にしない

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世の中コロナ禍で大変な時にはあまり影響がでなかった方も多いと思う、
デザイン業界だが、こういう業界は、後でその影響が大きな波に乗ってやってくる。

広告や商品販売などの広報活動は、予算があってその予算で動ける場合は世間がどうなっていようが影響はでないが、いざ次の物を!となると「世間がこんな感じだから今やってもだめだろう・・」と後でその影響がでやすい。

事実、私も昨年の9月ごろから仕事が激減したから大変焦りまくった。
昨年の9月に減り始め、今年の1月には「これでやっていくぞー!」という物もご破談になり、本当に5月まで仕事はあるが先が見えにくい状況まで、陥った。
今年の初めの1月や2月の精神の状態は結構ピークを迎えていて、本当に辛かった。
今までもそういうことは無かったとは言い切れないがここまで気分が落ち込んだのは本当に初めてで、いつもの自分らしさがないなとよく溜息をついていた。

5月くらいに、私を気遣ってくれた友人が色々と仕事を手伝って欲しいといつも声をかけてくれていた。
感謝はしているが、彼にも迷惑をかけてるんじゃないか?といつも不安でいたのを覚えている。

「もう年齢も年齢だし、どうなんだろう・・俺で通用するのか?この世界・・」

そんな風に思ったことは今まで一度もなかったが、
「おっさんがデザインしても受け入れてくれるのか?」
とまで思える心境まで落ち込んでいた。

そういうダラダラとした精神状態で6月を迎えたある日に、えらく変わった仕事を友人たちの中の一人がやってほしいと依頼が来た。あなた向きだからと。
本当に簡単なデザインだけど、考える事が多くてなんだか楽しかったのを覚えている。
そのときだろう、自分は作ることや考える事が好きなんだなと再確認できたのだ。

そして・・・

だったら、いまからぶっ倒れるまでデザイン・企画案をだしまくってやろうと考え、今でも色々な会社様にご提案を出しまくっている。
デザインをしている方ならわかると思うが、6月末から8月末までで、合計で色々な会社に対して約110案は提案制作した。頭がおかしくなるような提案数だ。私のデザインやご提案を好きと言ってくださる方もいれば、ダメな方もいるのはあたりまえだから、いちいち気にはしていない。
でも、今の自分が言えることは、

私は年齢を言い訳にただ逃げていただけだ。

8月の終わりごろにもなるとちょくちょくと自分にはうれしいお話、または仕事の新規案件が少しづつ増えてきている。
本当に自分はおっさんであるから、または年齢を言い訳に本当ににげていただけだったのだ。

良いものを作れば、またはご提案すれば年齢なんて関係ない。

私はこれからもぶっ倒れるまでと決めた以上、今年中はこのスタンスを変えない。

それでは、また次回!

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