第四話 アニマル・コミュニケーション日記

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コラム
元夫の所にいるチロルとプリンことはまだ一緒に暮らせそうもなかったのですが、元夫から「母の所にいるワンコを飼ってくれないか」という相談がありました。元夫のお父様が可愛がっていたワンコなのですが、病気で亡くなってしまい、お母様も高齢で飼うのが困難なためだそうです。

そのワンコは、5年前にペットロスになってしまった義父(結婚当時)のために、私が保護犬サイトで見つけて病気の治療や躾をしてからプレゼントしたのでした。

元夫としては、私が保護犬サイトで見つけてプレゼントしたのだから、こうなったら私が飼うべきという考えでした。

私としてはどんな理由であれ、飼うのが困難な状態でそこにいるなら、絶対にうちで幸せにしてあげたいと思いました。

というわけで2020年3月にウチにやってきたモモティ。会うのは3年ぶり。一緒に暮らすのは5年ぶりでした。元夫が、チロル、プリンこ、モモティをウチに連れてきて、元夫は帰りました。3匹がウチで元気に過ごして数日後、元夫が迎えにきました。そしてチロルとプリンこだけを連れて帰りました。

ウチに一人残ったモモティ。3匹で過ごしている時はとても楽しそうにしていたのに、急にご飯を食べなくなり、いつも悲しい顔をしていました。

「モモティのママだよー。ずっと一緒だよー」と言っても暗く沈んだまま。

そこで、モモティとアニマル・コミュニケーション(AC)でお話してみました。

まき
「モモちゃん、まだ元気ないの?チロ君たちと一緒がよかったの?」

モモティ
「私、チロ君たちと一緒に帰ると思ってましたです。お家に帰るのはいつですか?」

まき
「モモちゃんは、お家にはもう帰らないんだよ。ここがモモちゃんのお家なの。ずーっとここにいるんだよ。私と一緒にずーっと暮らすんだよ」

モモティ
「なんでですか?私、帰りたいです」

まき
「前のお家には帰れないの。でも、ここで私とずーっと一緒に暮らそうね」

モモティ
「前のお家がいいです」

まき
「なんで?」

モモティ
「場所が慣れてるからです」

まき
「ここもだんだん慣れてくるよ」

モモティ
「今は全然慣れないです」

まき
「だんだん慣れてくるから大丈夫だからね」

前の家に帰りたい言われたのは少しショックでした。だって、充分にお世話できない状態のところに帰りたいなんて言われたから。私はモモティに早く慣れて欲しくて頑張っていました。

でも、前のお家に帰りたい理由は「まだ慣れてないから」でした。私の頑張り不足ではなかったので安心しました。きっと時間が解決してくれるだろうな、と思えたからです。

モモティとのACによって、私はこのまま気長に頑張っていこうと思えることができました。


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