【同性が嫌い】女なのに女が苦手で生きづらい、というお悩みへの答え

学生時代から女の子が集まるグループは苦手。

みんな噂話が大好きだから、興味がなくてもそれに付き合わないといけないし、リーダー格の子に嫌われないように、みんなどこか本音を隠して腹の内を探り合ってる。

何時間話しても、表面的で退屈な会話。

それでも、笑うべきタイミングで笑わないといけないし、興味のあるふりをしないといけない。

それがものすごくストレスだった。

大人になってからも、同性への苦手意識が消えなくて、人間関係にストレスを感じてる。

でも職場には女性がたくさんいるから、その中でうまくやっていかないといけないし、

ママ友関係も波風たてずにやらないといけない・・。

私はこれから同性とどうやって付き合っていけばいいでしょうか？

こんなご相談を頂くことがあります。

実は同性が苦手な女性は結構多いのです。

もしかしたら、あなたの周囲にもいるかもしれないし、あなたご自身も同性が苦手だな、と感じてしまう時があるかもしれません。

女性だからといってみんな噂話が好きなわけではないし、同調や共感を求める圧力が嫌いな人も沢山います。

それでもやっぱり女性は苦手、と感じる状態には学生時代の記憶がトリガーとなっている可能性もあります。

学生時代は、学校というひとつの狭い箱に、大勢の生徒が詰め込まれて

毎日同じメンバーと過ごすことを強制されます。

そうなると、自然と視野が狭くなり、小さなコミュニティの中での評価や人気が周囲の人からの扱いの差となりかえってきます。

だからみんな自分がどれだけ優れているか？あの子よりもどれだけ人気があるか？

バカにされて不遇な待遇に追い込まれないように、必死なのです。

女子の場合、集団内の雰囲気から少しでも違和感があると、いじめやハブりのターゲットにされやすくなります。

だから、リーダー格の子に嫌われないように本心をほどほどに隠しながら

でも自分は優れた存在でいなければ・・というジレンマを抱えてしまいがちです。

若いころから自分軸を持っている子は、仲間内で抜きにでるよりも自分らしく暮らしたい、とマイペースさを優先したいので、

女子のグループにいると生き辛さを感じてしまいますね。

そのままの印象で大人になっても、やはり女性のグループをみると、苦手な女子感を察知してしまい、気を使いすぎたり、距離を置きたくなったりして疲れてしまいます。

解決法としては、あなたの中の女子のイメージと目の前にいる女性を明確に区別して意識してみることです。

どこか過去のトラウマを目の前の女性に重ねていないか？

またあんな意地悪されるんじゃない？

またあんな噂話を広げるんじゃい？

また延々と愚痴に付き合わされるんじゃない？

など、色々な嫌な記憶がリンクしていないでしょうか。

女性が集団でいる＝女子的な人ばかり、というまとまりで捉えてしまいがちなところを、個人個人でみていけば、意外と付き合いやすい人もいる、ということがわかります。

あなたも大人の女性であるように、相手の女性もまた成長しています。

もちろん中には、あなたの嫌いな女子っぽい大人の女性もいます。

でも一人ひとり話をしていくと、中にはこの人なら苦手意識を感じない、と心から感じる女性もいるはずです。

職場にいない、ママ友内にいないとしても、ネットや他のコミュニティに顔を出せば出会える確率はあがります。

そのような過去の自分の中に張り付いた、女子というステレオタイプのイメージを一度壊してしまうことで、あなたの苦手意識も消えていきます。

あぁこういう雰囲気、苦手、

あぁこういう人、苦手、

こんな気持ちになる時は、過去の嫌な記憶にリンクして現実をみてしまっています。

そうなると自動的に危険を避けるように、心にバリアがついてしまいます。

実際に嫌な経験もしてきたし、違和感を感じてきたのだから、そう思ってしまうのは仕方のないことですよね。

でもあなたの未来まで、過去の嫌な対人関係に奪われてしまうのはもったいないことです。

女性への印象がフラットになるまで、新しく関係を結んでみると

視野が広がって、あなたらしく振舞えるようになります。

視野が広がった大人の女性同士の付き合いが実はとっても楽しかった！

大人になってから素敵なお友達ができて、すごく幸せ！

そんな状態になり今まで感じていた孤独感や違和感が消えて、人生も楽しくなります。

私は同性が苦手だけど、本当は・・女友達と色々なところに遊びにいって楽しみたかったし、話相手も欲しかった。

それが過去のあなたの望んでいたことではないでしょうか？

いつからでも人間関係はよくなりますし

苦手意識も自分で変えることができます。

あなたの苦手意識がどこから来ているものなのか？

正体を突き止めてやれば、いつも苦しめられていた違和感も消えていきます。

この先の人生であなたを支えてくれる異性も大切ですが、あなたに寄り添って一緒に笑い合える同性の友人も必要です。

あなたが無理をしなくても、あなたらしさを認めてくれて

同性ならではの会話や遊びも楽しめる素敵な女友達が、あなたを待っています。

無理せずに、少しづつ苦手意識という呪縛を解いてみてくださいね。