単なる『存在』として観てもらえること

おはようございます。

個人的な話になってしまいますが、ここ数年は私にとっての人間関係の幸せ度みたいなものが上がってきていると実感しています。

今は昔のように友達が沢山いて一緒に出かけることなどもしまていせん。たまにそれこそ月1くらいでサラッと会う程度の人や年に1-2回しか会わないような友人が数名いる程度ですが、凄く満たされてありがたく思うのです。

皆さん、男性でも私のことを女性として見て隙あらば的なことを思わず、女性でも見栄を張って接するようなことを全くしない人たちです。あまり下世話な話とかもしないから私にとって非常に心地が良いのだと思います。

自分よりもずっと若い人でもめちゃくちゃ素直で「一体、どうしたらこんなふうに育つんだろう！？」と思うほどにピュアな可愛らしい人と知り合い慕って頂けることが増えて感激しています。

その秘訣！？みたいなものがあるとすれば、

1.着飾らない（すっぴんでも私服でもOK）

2.悪い部分も良い部分も普通に曝け出した素の自分で接する

3.人と接することで相手の良いところを見習って自分のここダメだなと思う部分を反省（反省しすぎない程度に）して少しずつ変える

4.相手に対して悪いことをしたなと思ったら素直に反省して謝る（口や声に出さずに心の中ででも）

5.常に「あるもの」に目を向けて感謝する

6.1人でいることを楽しむ

7.何があっても動じない（ここが最も難しい）

に尽きると思います。これはあくまでも自分の例なので全て逆を行くほうが効果的だと言う人もいるでしょう。逆に前述の7項目が全て常に当たり前だと思って生きて来ることが出来て、今も継続して幸せに生きている人は魂的な成長が早い先駆者として尊敬します。

正直、完璧な自分を目指してばかりな時代はとても人生苦しかったように思います。自分が完璧を目指すとその完璧さを他人にも求めるようになるので嫌われてしまうことも起こり得るのです。

よく私は人から「自他共に対してめちゃくちゃ厳しい」そして「自分に1番厳しい」と言われて、当時はそれが褒め言葉だと錯覚していました。今考えると滑稽ですが「ストイックな自分はかっこいい」と。今思うと、ちょっと・・・いや、かなり恥ずかしい。でもそのような自分がいたから現在の自分があると思えるので感謝しています。

過剰に着飾ることや背伸びすることのない、まるで子供の頃のままの自分でいることは1番心地良いことです。別にシミとかシワとか隠さなくて良いのです。自分が生きてきた証だから。「あの人シミがある」「シワがある」ってまるで悪いことのように言うことがそもそも意地悪です。そんなふうに人を見た目で判断する人にならないようにしましょう。

結果、飾らない心地よさに呼ばれるのか？周りにも似たような人が寄ってきます。ただ、裏表のない天真爛漫な状態でいると最初はかなり怪しい人も寄ってくるのでそこを見極めていくことで更に自分の軸を強く持って、上手く追い払って行く眼は養っておいたほうが良いでしょう。

昔は１人でいることや孤独感みたいなものに対して泣くことも本当に多かったと思います。しかし、物質や人に囲まれている人ほどに不平不満を言ったり辛い人生を送られている場合が多いことがわかる事件（本当にそんなことが起き得るの！？という事件級の出来事が沢山ありました）が次から次へと起こってその事件から学んだことのお陰で幸せを感じられています。

今も別に寂しくない時が全くないと言えば嘘ですし、ふと季節の変わり目の時に怪我の古傷が痛み出したり、誰にも話せない辛いことが重なった時はふと、こんな時にそばに誰かいてくれたらなと思うこともあります。

しかし、そう思えることですら、自分の中ではかなりの進歩なのです。なぜなら昔は孤独な自分こそが、かっこいいと悦に浸って生きてきたから。言い換えると自分がこの世の1番だと思っていた。他の人と関わって自分の価値を下げたくないと思っていた程に傲慢極まりない嫌な人間だったからです。そんな自分の嫌なことに気付かせてくれたことにも感謝でしかありません。

そして1番難しい「何があっても動じない」ことですが、ここもかなり克服してきたところだと思います。これはココナラを始めてからも鍛えられたところで、ココナラを始めてヒーラーさん等に頼るきっかけとなった辛いことの数々のおかげでもあります。本当に世の中何が起こるかわかりません。自分の思うように世の中が動いたり進んだりはしてくれません。

何があっても怒らない、悲観しない、善悪等の二極に分けてどちらかに加担して非難をしない。自分が自分という宇宙から見た小さな破片みたいなものを単なる『存在』として公平に見てもらえることが嬉しいように他者も『存在』として公平に扱う。そこに尽きるのです。

長くなりましたが、こちらの長い文章に目を通してくださった方、ありがとうございます。皆様にとって今日という日が幸せな大安吉日でありますように！