「やらないで後悔するよりはやって後悔しろ」の勘違い(大手自動車メーカーを辞めて)

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コラム
わたしは、今44才であり3年前の2018年に
ホンダを退職しました。
ホンダでは大好きなバイクのエンジンを13年研究しておりました。
しかし、色々な疑問や、迷いがあり
それらが積み重ねられ
2018年に思い切って離れる決断をしました。
 そして3年たった今、
その判断が正しかったのかを冷静に判断できるようになり、
 人生の岐路に立っているかたや、
 これから転職しようか迷っている方に向けて
発信したいと思いました。
 自分の結論は以下です。
「迷ったら、一度立ち止まれ、そしてあとで後悔しろ」
これしかありません。

 よく一般的に
「やらないで後悔するよりはやって後悔しろ」と言われておりますが、 
これだけを鵜呑みにしてはいけないです。
これには前提条件がある事に気付きました。
それは
「失うものがないという状況下においてのみ」行動してもよいという事です。
何かを失うという事がある場合は、
ちょっと待ったです。
その失うものを真正面からとらえて、
それがどんな影響があるのか
もし失敗したときに大丈夫なのだろうかを
明確にしておく事が
判断をより正確にできる秘訣です。

今はホンダを辞めて違う立場で自動車業界に
関わる事が出来ていますが、
辞めて良かったねとはまだ言えないと
自分は考えています。

好きな事をやれればいいとか、
収入が上がればいいとかだけでなく、
総合的に考えてみる事の大切さが必要ですね。



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