私達をゴールに到達させたくない組織の正体

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あなたは「GAFA」という名称を知っていますか? 

これは主にアメリカで呼ばれている名称ですが、 
・Google
・Amazon
・Facebook
・Apple
といった主にIT関連の巨大企業の頭文字を取って「GAFA」と呼ばれています。

おそらくどの名前も知っているだろうし、あなたも何らかのサービスを利用しているかもしれません。

例えばネットを使うなら「Google」は避けては通れない検索エンジンの王様です。
さらにネットで商品を探すと、必ずAmazonの商品ページがヒットします。 

今アメリカではこのGAFAの影響力が巨大になりすぎて、様々な問題が出ています。 
例えば、自由な市場取引を阻害するとして、色々な国からこれらの大企業が 
訴えられたりもしています。

つい最近でも、Facebookがアメリカ合衆国から訴えられました。 
それは「独占禁止法」に違反しているということです。 

FacebookはInstagramを傘下に収め、他のSNSサービスも買収しています。 

それによって、彼らのシェアが大きくなりすぎているのです。 
つまり影響力が強くなりすぎたことで、新規参入などが彼らに太刀打ちできなくなり、自由な競争を阻害しているということです。 

この構図は、他の大企業にも当てはまります。 
日本でもトヨタやNTTドコモ、ソフトバンクや楽天などが 市場のシェアを独占しているような状況です。 

そして私達はIT業界の巨人に対して、もはやあらがえなくなっているのです。
抵抗力を失っているのです。
マトリックスのシステムの中にいるのです。 

これは決して雲の上の出来事ではありません。 
私達の生活と密接に関わっています。 

そしてそれが、私達の「夢や目標」を遠ざける要因になっています。 

例えばネットで何かを検索すると、基本的にGoogleのシステムを使っていることになります。
するとその「検索ワード」を元にしてAIが分析し、 その人に合った広告を自動的に選んできます。 

その結果、いつの間にかYou Tubeやブログ、SNSなどを見ている時に関連広告が表示されるようになっていきます。 
これは自動的に行われているので、私達の無意識に入りやすくなっています。 
その結果、何かのタイミングで
「あ、これが欲しい、欲しかったんだ」と思うようになるのです。 

つまりそういったシステムによって、意図的に
思わされていた」ということです。 

これはもちろんGAFAだけでなく、そういった目的を持ったシステムすべてに同じことが言えます。 

私達の潜在意識に対して、意図的に「欲求」を埋め込むことで、消費経済を活性化させているのです。 

そして私達の多くが、このシステムの中にいます。
つまりシステムを利用することで、稼いでいる人も多いということです。 

もちろんこのことに善い悪いもありません。

でもこの構造こそが、私達の「本当に欲しい物」を見えなくさせている
犯人の正体」ということに気付いていく必要があります。 

たしかにAmazonはお得感や便利さ、物質的な満足感を与えてくれます。 
私自身も人生の多くの場面で利用してきました。

ですがAmazonは「幸せ」を与えてくれることはありません。

実際に「モノ」で幸せが満たされることはなく、次の欲求を喚起させる原因になるだけです。 

そして私達の「一生涯、システムへの依存」を、彼らは求めているのです。

そうなれば、私達は彼らのシステムの中で、お金や時間を浪費することになりますから。 

これが彼らの目的です。 

便利さや価格の安さ、無料サービスなどの影に隠れている、本当の目的です。 

そして私達は知らないうちに登録し、彼らと「契約」を結ぶことで、自分の人生を巨大なシステムに委ねることになっているのです。 

そのためにFacebookもAppleもAmazonも、システムに依存させるための最先端の心理手法を効果的に使っています。 

膨大なデータを保管し、AIを使い分析し、人間心理を知り尽くしたシステムが、私達をそこにつなぎとめるようになっているのです。 
そのように設計されているのです。 

それがネットであり、スマホそのものやゲームや映画産業だったりします。

特にスマホというのはとても便利で生活に必要不可欠に思えますが、開発された背景を知るとゾッとしますよ。 

これは開発者が告白した内容ですが、スマホを設計する時に考えられたのは、「利用者を依存させるためにはどうするか?
という視点を持っていたことです。 

そこでスマホに「ギャンブル性」を持たせました。 

それにより、スマホを使うたびに驚きや発見、さらに物足りなさや刺激などを通して、利用者はある意味で「ギャンブル中毒」にさせられているのです。

実際にスマホを操作する時、人はこのギャンブル性に影響を強く受けていることがわかっています。 

”何か面白い情報はないか? ”

一日にメールやSNSを何度もチェックする背景には、中毒性が関わっていたのです。
そしてメールやSNSを一旦開けば、そこには「GAFA」の世界が手招きして待っているのです。 

そしてこういった構図の中で、私達は「生き方」を選択しています。 

これは「本当に自分のやりたいこと」が見えなくなっているということです。
GAFAのような巨人たちによって、私達の欲望をコントロールされているのです。

この事実に気がつくと、私達が普段「欲しい・必要だ」と思うことは、誰かに操作されていたということになります。 

それが彼らの目的だからです。
消費者に気付かれないように、システムへの依存を続けさせるのです。 
そしてそのシステムの中にいる限り、その支配から抜け出すことはできません。 

ゾッとしませんか? 

私達が人生のあるタイミングで「欲しい、好きだ、必要だ」と感じることは、実は彼らに「そう思わされていた」というこの事実。 

新しい製品、便利な機能、無料の娯楽は、自分の人生にとって「本当に必要か?」ということに、目を向けさせないための工夫がなされています。 

また彼らは、私達が心から満たされて、本当の豊かさを手に入れることを恐れています。 

そうなると彼らが頂点に立つピラミッドを、私達消費者が支えてくれなくなるからです。 
つまり彼らは、私達のような消費者がいなければ、存在することができませんん。 

もし私達が豊かさの本質や自分の本当の夢に向かってしまうと、彼らは無力になります。
その場合の自分は、彼らのシステムから抜け出しているからです。 

消費者ではなく「利用者」になっているからです。 

つまり、私達が本当に欲しい物や叶えたい夢に向かうことは、
「中毒システム」や「依存システム」からの脱却にもなるのです。 

これは一石二鳥です。 

システムに対して時間やお金を無駄に浪費しなくなります。 

でもIT巨人たちGAFAは、巧みに、そして緻密に私達の欲望を刺激し、もっと新しいもの、もっと便利なものを欲しがるように仕向けてきます。

これに対抗するために私達ができることは、まずは「減らすこと」です。 

何を減らすのか? 
それは次回の記事でお伝えします。 

私は映画マトリックスに出てくる「モーフィアス」ではありませんが、自分が知り得た真実の情報を、それを必要としている人に届けたいと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。 

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